【認知的不協和理論】『ネトウヨ』と『リベラル』を分けるもの[Ⅲ]ー『ネトウヨ・カルト』が生まれる心理的メカニズムー『脳の依存状態(洗脳状態)』になる仕組み
⑧【ネトウヨ・カルト】が生まれる『心理的メカニズム』ー『脳の依存状態(洗脳状態)』になる仕組み
『サイコパス』の特徴として
『サイコパス』の特徴(ChatGPT)
1:良心の欠如:罪悪感や後悔をほとんど感じない。自分の行動が他人に与える影響に無関心。
2:共感の欠如:他人の感情を理解したり、共感したりすることが困難。
3:表面的な魅力:非常に魅力的で話し上手、一見するとカリスマ性があるように見える。
4:慢性的な嘘つき:平気で嘘をつき、うまくごまかす能力が高い。
5:責任感の欠如:自分の過ちや問題を他人のせいにする傾向がある。
6:衝動的:計画性がなく、その場の感情や欲望に従って行動する。
7:冷酷さと操作的な行動:他人を利用することにためらいがなく、感情的に冷たい。
8:犯罪行動との関連性:一部のサイコパスは反社会的な行動や犯罪に手を染めることがある
というのがある。
・共感・罪悪感の欠如
・すぐ嘘をつく
・他責思考
⋯
それは前章で見たように『前頭前野』の機能低下によってもたらされる。
その生まれる仕組みについて考察する。
◉その1.『ピラミッド型権力支配構造』の絶対化ー『脳の依存状態(洗脳状態)』になる仕組み
受験競争や体育会系、あるいは軍隊や企業や官僚機構などのような『ピラミッド型権力支配構造』の中で、「競争に勝たなければならない。負けたらいけない」というような社会的・精神的・物理的圧力の中で、ひたすら上を目指し、 「勝った!、負けた⋯」と繰り返していく内に、いつの間にかその『ピラミッド型権力支配構造』を絶対化するようになる。

そこでは、
①「権力者に認められること」(承認欲求)
②「他者に勝つこと、人の上に立つこと」(優越欲求)
が生きる目的・喜び・快感となる。
そして、その欲求が強ければ強いほど、『ピラミッド型権力支配構造』を絶対化しようとする。
そこでは、権力者の命令は絶対であり、他者との「競争・勝敗・順位・強弱・優劣・上下・⋯」が価値の全てとなり、規則ルールや道徳・習慣・学歴などの《共同幻想》を絶対化し、それを他者に強要し、敗者・弱者・少数者・批判者を嘲笑・差別・攻撃・排除しようとする。



上に向かって必死に頑張っていくうちに、自分の行動を抑制できなくなる。
それは、上に向かって必死に競争している内に、いつの間にか視野が狭くなり、他に生きる選択肢がなくなり、それを正当化しようとする余り、自分を客観的・俯瞰的に見れなくなり、相手の立場や考えを尊重することができなくなってしまっているのである。
洗脳とは依存先・選択肢を狭めていくこと
【ネトウヨ・集団主義】 【リベラル・個人主義】
(カルト宗教・ファシズム) 選択肢 選択肢
選択肢 ↖ ↑ ↗
(忠誠)⬆ 〈〈 洗脳状態〈〈 選択肢 ← 自分 → 選択肢
自分 ↙ ↓ ↘
「〜でなければならない」 選択肢 選択肢
生きる選択肢が少ない 選択肢がいっぱいある
そして、それは脳が『依存状態(洗脳状態)』になってしまっているのである。



*脳が『依存状態(洗脳状態)』になる仕組み
①『ピラミッド型権力支配構造』の中で上に向かって必死に競争し、
②「勝った」「負けた」を繰り返し頑張っている内に、
③いつの間にか脳が『依存状態(洗脳状態)』になる。
→『前頭前野(理性・抑制)』の機能低下と『大脳辺縁系(本能・感情・報酬系)』の暴走
そこでは、その『ピラミッド型権力支配構造』と同一化してしまい、「自分の行動・選択は正しい。自分は強者、勝者、多数派=『善』」と思い込み、「批判者、敗者、少数派は『悪』」というような二項対立・善悪二元論に陥ってしまう。
「1番でなければ意味がない。負けたら生きる価値がない」と思い込み、自分の存在に対する不安や恐怖やストレスが増大する中で、自分の行動を批判する人に対して激しく憎悪し、攻撃するようようになる。
それは、“ギャンブル・酒・いじめ・虐待・SNS・痴漢・ストーカー・クレーマー・煽り運転・万引き・自傷行為・仕事中毒など”と同じで、その根底にはストレスなどによる脳の神経伝達物質のバランスの異常による「前頭前野の機能低下」と、「扁桃体の活性化」に伴う不安・恐怖の暴走がある。


その不安・恐怖・劣等感・罪悪感・ストレスが増大する中で、快感・優越感・万能感(ドーパミン放出)を求めて無意識の内に行動を起こし、1度その 『報酬系の回路』が出来上がると、その“快感”を求めて「やめたくても、やめられない」状態になり、自分の行動を制御・抑制できなくなっている。
◉その2.『脳の依存状態(洗脳状態)』と「被害妄想」ー『依存行動』の正当化
“依存症”は『ドーパミン』が大きく関係していると言われている。
『ドーパミン』は快感・優越感をもたらす神経伝達物質で、ストレスが増大し、不安・恐怖・苦痛が暴走する中で、依存行動をすることでドーパミンを分泌させ、快感・優越感を得ようと身体が無意識の内に動いてしまうのである。
それと同時に『ドーパミン』が過剰になると“妄想・幻覚”が酷くなることが知られている。

つまり、不安・恐怖・苦痛・ストレスが増大すると、それを軽減しようとする心理的メカニズムが働き、何か大きなものに「依存・同一化」するとともに、その依存行動を正当化するために、心の中の不安・恐怖を投影した幻覚・妄想を作り出す。
悪魔や仮想敵を作り出すことで、自分の感情や行動・選択を正当化しようとする。
例えば、
●カルト宗教は「悪魔(敵)が自分達を陥れようとしている」(妄想・幻覚)と言って、自分達の行動(教祖への服従・隷属)を正当化し、信者から献金を巻き上げようとする。
●煽り運転を繰り返す人は「相手が先に煽ってきた」と言う。
●体罰・虐待を繰り返す人は「相手が先に攻撃してきた。自分は被害者だ」と言う。
●たいていの差別主義者は「自分は差別されている。アイツらはズルしている」と言って差別を正当化する。
●権力者(独裁者)は「批判者は国を貶めようとしている。敵国のスパイだ」と言って権力支配構造(既得権益・不正)を正当化しようとする。
つまり、『依存行動』と「被害妄想」は表裏一体の関係にあり、それは“扁桃体の過活動”と“前頭前野の機能低下”と“報酬系の暴走(ドーパミン過剰分泌)”と関係がある。
そして同時に、そういう人は「自分は優れている。自分は間違っていない。自分は正しい」と言って、決して自分の否を認めることはない。→優越の錯覚
◉その3.『脳の依存状態(洗脳状態)』と「優越の錯覚(万能感・全能感)」ー《ダニング=クルーガー効果》
また、『ドーパミン』は「優越の錯覚」とも関係している。
自分は平均より優れていると思う「優越の錯覚」は『前部帯状回』と『線条体』の“機能的結合”の度合いとは、負の相関関係にある。そして、この機能的結合は線条体のドーパミン受容体密度に依存している。
・受容体密度が低い、機能的結合が弱い →《優越の錯覚は強い》
・受容体密度が高い、機能的結合が強い →《優越の錯覚は弱い》※(なお、ドーパミン放出量と受容体結合能は反比例し、ドーパミン放出量が多いとドーパミン受容体密度が低い。ドーパミン放出量が少ないとドーパミン受容体密度が高い。また、ドーパミンが多量に放出されることで受容体密度が低下し、ドーパミンが枯渇することで受容体密度が増加するなど後天的に変化する)

そのことは、前頭前野の抑制機能が低下し、大脳辺縁系が暴走し、脳が『依存状態』になると報酬系のドーパミン放出量が増加し、「葛藤・罪悪感」が無くなり、「優越の錯覚」が強くなることを意味している。
葛藤・罪悪感 ⇔ 優越の錯覚
・葛藤・罪悪感(前頭前野の抑制機能)が強いと、優越の錯覚は弱い
・葛藤・罪悪感(前頭前野の抑制機能)が弱いと、優越の錯覚が強い
それは『ピラミッド型権力支配構造』を絶対化し、神や国家や権力者と同一化することで、あたかも自分が強く、偉くなったかのように錯覚するのである。

そして「自分は正しい。間違わない。優秀」と思い込むと同時に、「反対者は間違っている。劣っている」と思い込む。
ダニング=クルーガー効果(Dunning–Kruger effect)とは、能力が低い人ほど自分の能力を過大評価し、逆に能力が高い人ほど自分を過小評価するという心理的な傾向を指します。
🧠 概要
・1999年にアメリカの心理学者 デイヴィッド・ダニング と ジャスティン・クルーガー が発表。
・自分の能力を正確に評価するには、ある程度の知識やスキルが必要ですが、能力が低い人はその知識自体が欠けているため、自分の未熟さに気づけないという矛盾が起こります。💬具体例
・新人が「もうこの仕事は完璧に理解した!」と言ってミスを繰り返す。
・SNSで少し勉強しただけの人が「専門家より自分の方が分かっている」と主張する。
・経験豊富な人ほど「まだ学ぶことが多い」と謙虚に感じる。🧠 ダニング=クルーガー効果と脳の関係
前頭前野(内側前頭前野・背外側前頭前野):計画・判断・自己評価・メタ認知を司る。
→ 能力が低い人ではこの領域の活動が未熟または過小で、「自分のミス」に気づけない。自分を客観視する力が弱い。前帯状皮質:エラー検出・葛藤の感知
→ 知識が浅い人ほどエラー検出が働きにくく、「自分は正しい」と思い込みやすい。熟達者では逆に強く働き、自己修正が可能。扁桃体:感情・防衛反応
→ 自信を脅かされると不安や恥の感情を生じるため、これを避けようと「自分は正しい」と思い込む防衛が働く。側頭葉(特に上側頭溝):他者の視点理解・社会的認知
→ 他人の能力や意見を客観的に見る力が弱いと、相対的な自己評価を誤る。報酬系(線条体・ドーパミン系):達成感・快感の制御
→ 自分の正しさを信じるとドーパミンが出て快感を得るため、「過信」を強化する。学習の誤報酬ループが生じる。●まとめ:脳内プロセスの流れ(簡略図)
①知識・スキル不足↓
②前頭前野のメタ認知機能が未熟↓
③前帯状皮質の葛藤が弱く、エラーを検出できず↓
④「自分は正しい」と思い込む↓
⑤ドーパミン報酬で自信が強化される↓
⑥ダニング=クルーガー効果の固定化
参考)
・統合失調症になると、いろいろなことが「わかり」始める。なんでもかんでも「わかって」しまう。
・そしてあらゆることがわかり始めるので万能感が増す。全能感があり、他人を見下すようになる。
・他人を見下すというレベルではない。他人が、知能の劣った存在・脳の回転が異様に遅い存在・猿のように見えてくる。会話不能な存在のような感じだ。
・自分が統合失調症にかかっていたときは「お前らの方が全員支離滅裂で統合失調症だ」と思っていた。
〜「統合失調症の感覚を説明する」より(抜粋)〜
◉まとめ.【ネトウヨ・カルト】が生まれる仕組みー不安・恐怖・不全感・劣等感・罪悪感…を解消しようとする防衛本能
現在の一般的な知見によると、残酷な犯罪を起こしたサイコパスは「前頭前野の機能低下」とともに、「扁桃体が小さく、活動が低下し、そのために不安や恐怖に対して鈍感で、共感や罪悪感が乏しい」とされている。

それに対して『ネトウヨ』は、その行動を心理学的に分析すると「前頭前野の機能低下」と「扁桃体の過活動」から来ていると見ることができる。(仮説)

そこでは、自分の感情を制御できず、被害妄想に取り憑かれ、デマや陰謀論にすぐ騙され、短絡的にそれに飛び付き、集団を作り、他者を攻撃・排除しようとする。
善悪二元論に陥り、「日本は悪くない。日本スゴイ。他国が日本を貶めようとしている」と思い込み、『自民族中心主義』や『陰謀論』や『歴史修正主義』を主張する。
それは【認知的不協和理論】で言うところの、「自分の感情を正当化するための行動」だと見ることができる。

そして、〘脳の依存状態(洗脳状態)〙と〘「国家と同一化」+「優越の錯覚」+「被害妄想」〙は相関関係にあり、「不安や恐怖」が増大すればするほど、
その1.【国家と同一化(愛国心)】「国のために死ぬ」が強くなり、
その2.【優越の錯覚(選民意識)】「自分は間違わない」が強くなり、
その3.【被害妄想(陰謀論)】「批判者は自分を陥れようとしている」が強くなる。
と“仮定”できる。
『ネトウヨ・カルト』の脳内
国家・権力者と同一化(愛国心)
「国のために死ぬことが自分の使命」
(差別主義) ↗ 相関関係 ↖ (排外主義)
少数者 ⬅ /(ドーパミン・依存状態)\ ➡ 仮想敵
(劣等) ↙ 扁桃体「不安・恐怖」の暴走 ↘ (野蛮)
優越の錯覚 ← ー ー ー ー ー ー → 被害妄想
「日本は優秀。間違わない」 「中国が日本を侵略してくる」前頭前野の抑制機能が低下し、扁桃体(不安・恐怖)が暴走すると、
客観的・俯瞰的視点が失われ、葛藤や共感や罪悪感が無くなる。
そして、それは「心の中の不安・恐怖・不全感・劣等感・罪悪感・ストレスを解消し、自分の依存行動を正当化したい」という防衛本能から来ている。


⑨『ネトウヨ・カルト・御用学者』の【精神構造】ー共感・罪悪感・葛藤の欠如と客観的・俯瞰的視点の喪失
そうして、脳が『依存状態(洗脳状態)』になっていくと、客観的・俯瞰的視点が失われ、論理的・体系的・多角的・科学的思考ができなくなる。
『ピラミッド型権力支配構造』の中で「権力者に認められたい。人の上に立ちたい」と必死に上に向かって競争しているうちに、いつしか、その自分の行動を正当化しようとする『認知バイアス』が働き、そこでは自分の保身と、その『ピラミッド型権力支配構造』を守ることが全てとなる。
そこでは「“権力者=自分”は優れている。間違わない」という『優越の錯覚』と、「他者が自分達を攻撃してくる」という『被害妄想』が強くなる。
そして、その自分の行動を正当化しようとする防衛本能から、「その権力者は間違っている」と批判する人たちに対して、あたかも自分の存在を否定されたかのように感じ、激しく攻撃・差別・誹謗中傷しようとする。
(例;水俣病における御用学者→「工場排水が原因でない。企業や政府や権力者には責任がない。貧乏人が腐った魚を食べたためだ。被害者は金のために嘘をついている。批判者は外国に操られている」)

自分の存在を正当化しようとするあまり、客観的・俯瞰的視点や科学的思考が失われる
そこでは、思考が「敵か味方か、善か悪か、1か100か」の二項対立に陥り、
「自分の行動を肯定する者」=『善』⇔「自分の行動を否定する者」=『悪』
「権力支配構造を守る者」=『善』⇔「権力支配構造を批判する者」=『悪』
「権力者・教祖に服従する者」=『善』⇔「権力者・教祖を批判する者」=『悪』
・・・・・・
となる。
そこでは、自分の依存行動(支配と服従)を正当化しようとするあまり、一面的にしか物事を見ることができなくなる。都合の良いことばかり見て、都合の悪いことは見ない。→『確証バイアス』


確証バイアス
そしてその感情・行動・選択を正当化しようとする余り、デマや陰謀論に短絡的に飛びつき、拡散させようとする。平気で嘘をつき、他者に責任転嫁しようとする。
そして、それは前頭前野(共感・葛藤・罪悪感など)の発達具合によってもたらされ、さらにそれが政治的スタンスの違いとなって表れてくる。


それが公害や沖縄問題への対応の違い、また、在日や難民・移民の人たちに対する対応の違い、さらにそれが『阪神淡路大震災の村山富市内閣』や『東日本大震災の菅直人内閣』の復興対策・対応に対して、『能登半島地震の岸田文雄内閣・馳浩県知事』の復興対策・対応の違いとなって表れてくる。
そこでは、
○「いかに権力支配構造(権力者)を守るか。」(他責思考、ピラミッド思考、ネトウヨ・カルト、依存・忠誠・排除)
↕(対立)
●「いかに弱者・被害者や被災者の立場に立って働くか」(自責思考、フラット思考、リベラル、自立・共生・協調)
の違い(対立)となって表れてくる。
⑩『リベラル』と『ネトウヨ・カルト』の【脳の構造】の違いによる行動の違い
*『リベラル』の行動原理
前頭前野の活動が高いと「自責思考」が強まり、弱者のために働こうとする。→反権力

共感や罪悪感が大きく自責思考が強い人ほど、人と協力したり、弱者を助けようとする。→共生・協調。平和主義。憲法第9条。護憲。自然保護。

自責思考が強い人ほど、弱者の立場に立とうとする→反権力・反差別。

このままでは地球が壊れる→人間は行動を変えるべき→競争社会の否定

グレタさんは「前頭前野過活動型」(自責思考・フラット思考型)で、自立心・共感・罪悪感・葛藤が強い。そのために、その対極にある「独裁型サイコパス」や「感情的ポピュリズム(ネトウヨ)」(他責思考・ピラミッド思考型)と対立し、攻撃を受けやすい。
リベラル派は『前頭前野』が過活動(自責思考・フラット思考)で、自立心・共感・使命感・葛藤・罪悪感が強く、不正や矛盾や嘘を嫌い、俯瞰的・世界的・地球的視点に立って真実を追求しようとする。
そして、差別や不平等を嫌い、いかに弱者のため、少数者のため、社会のため、被害者のために働けるのか、いかに『権力支配構造』を改革できるかを追求しようとする。→反権力
そこで自分の生きる喜び=『存在意義』を見つけようとする。(→認知的不協和の解消)
*『ネトウヨ・カルト』の行動原理
前頭前野の抑制機能が低下し、扁桃体が過敏になると「他責思考」に陥り、反対者・弱者・少数者を攻撃・排除しようとする。→権力志向
それに対してネトウヨ・カルトは扁桃体が過敏で、自分の存在に対する不安・恐怖から“権力者に気に入られること”が全てとなり、権力者に“媚を売る”と同時に、反対者・被害者・少数者・弱者に対して、より過激に“攻撃・誹謗中傷・差別”することで、仲間に自分の『存在価値』を誇示しようとする。
そこでは“強者・権力者・教祖・独裁者”と同一化し、『群れ』を作り、“弱者・少数者・批判者・被害者”を差別・攻撃することで、あたかも自分が“強者・多数派”になったように錯覚し、気持ちが良くなっている。(→認知的不協和の解消)

前頭前野の抑制機能が低下し、扁桃体(不安や恐怖)が暴走すると、それを解消するために国家と同一化し、『群れ』を作り、少数者を差別・攻撃・排除することで万能感・全能感を得ようとする。

『依存状態』が強くなると周りが見えなくなる。デマや陰謀論に簡単に騙され、「自分達は正義」「自分達は攻撃されている」という思い込みが強くなり、攻撃的になる。

そして、人は自分と同じ感情で、同じ行動をとる人とグループを作ることで安心感を得ようとする。

「自分達は正しい。反日から攻撃されている」
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しかし、残念ながら、どんなに弱者・少数者・批判者・反対者・外国人を差別・攻撃・排除しても、潜在意識の中の不安・恐怖・苦痛・不全感・劣等感・罪悪感⋯は収まることはない。
自分の置かれている状況(抑圧・ストレス・鬱屈・生きづらさ)は改善することはない。
どんなにいい大学に入っても、馬車馬のように働き続けてカネを稼いでも、高級ブランドを身に纏っても、高級車を乗り回しても、たくさんの異性にモテたとしても、決して心は豊かにならない。満足できない。
どんなに薬を飲み続けても、どんなに弱者を“いじめ・虐待・パワハラ・誹謗中傷”しても、どんなに批判者や外国人を追い出しても心の中の不安・恐怖は収まることはない。
どんなに都市開発し、森を切り倒し、海を埋め立て、タワマンだらけになっても、地方の隅々まで新幹線が通っても、リニアが開通しても、原発再稼働しても、財政拡大させても、老人が全部いなくなっても決して日本は豊かにならないし、心が満足することはない。
同じように、例えばロシアや中国・北朝鮮や大日本帝国のように、どんなに軍備増強し、核武装しても決して安心することはない。むしろ、そこでは強迫観念に取り憑かれ、『負のスパイラル(依存の悪循環)』に陥り、心の中の不安・恐怖(被害妄想・猜疑心)は膨張し続け、常に誰かを攻撃し、破壊し続けなければならない。
(それは、もはや『心の病気(依存症、自己愛性パーソナリティ障害)』だから、それを治さない限り止まることはない)
そこでは無意識に『悪い自分』を投影した生贄・仮想敵を作り出し、攻撃・誹謗中傷することで、心の中の不安・恐怖を軽減し、安心感・優越感・全能感を得ようとする『心理的メカニズム』が働いている。→【防衛機制】