【認知的不協和理論】『ネトウヨ』と『リベラル』を分けるもの[Ⅶ]ー「承認欲求モンスター」の暴走ー「新しい戦前」への道
⑱『変節・寝返り』の正当化ー権力者に隷属し、弱者を痛めつけようとする『心理的メカニズム』
PTSDによる脳の変化
人は、戦争・災害・虐待・過干渉・競争・貧困⋯などのストレスに晒され続けると、“不安・恐怖”を感じる脳の扁桃体が拡大し、活性化されると同時に、前頭前野の抑制機能(理性)が低下し、本能(感情・欲望・行動)の暴走を抑制することが困難になる。



そこでは、頭の中で「常に非常ベルが鳴っている」状態になり、不安や恐怖が暴走する中で、それを鎮めるための防衛機制が働き、権力者・強者・教祖・神と一体化すると同時に、子ども・弱者・少数者・被害者に対して虐待・パワハラ・セクハラ・差別・誹謗中傷を繰り返すことで、安心感や快感(ドーパミン放出)を得ようとする。
例えば、
・虐待の中で育った子どもが成長し、親になった途端に子どもに対して威圧的になり、何度も虐待を繰り返す。
・体罰の中で育った人が、指導者になった途端に体罰やパワハラを繰り返す。
・DV被害者が暴力的な人に惹かれ、依存・隷属し、同じことを繰り返す。
・マルチ商法・詐欺・カルト・デマ・ 陰謀論に騙される人は、何度も繰り返し騙される。
・戦争で過酷な体験をしてきた帰還兵が、人が変わったようになり、配偶者や子どもに暴力を振るうようになる。
・大地震の混乱の中で、不安が増大するとともに、デマを簡単に信じ込み、外国人攻撃に走る。そこでは権力者・強者と一体化し、子供や弱者・少数者を支配し、痛め
つけることで安心感・優越感・万能感を得ようとしているのである。
国家・独裁者・教祖・勝者・強者
(一体化・安心感)❘ ❘(優越感・万能感)
「自分は正しい」自分「自分は強い」
(強制・規則・体罰)⇩(虐待・虐殺・特攻)
子供・弱者・少数者・被害者・外国人
それは、もはや『依存症』と言っていいだろう。



②優しかった人が戦争から帰ってきたら、暴力的な人に変わっていた。
そこでは無意識の内に“安心感”を求め身体が勝手に動いてしまい、止めたくても止められない状態になっていて、何度も同じ過ちを繰り返す。

それと同じように、小さい頃から受験競争や体育会系などの『ピラミッド型権力支配構造』の管理競争社会のストレスの中で、「権力者(指導者)に認められたい。人より上に行きたい」と必死に頑張ってきた人ほど、保守的・攻撃的になり、その『権力支配構造』を正当化しようとする。
そこでは、いつの間にか権力者と一体化し、「権力者は正しい。権力者は自分のことを思ってやっている。権力者のために命を捧げるのが自分の使命」=『愛国心』=『善』と思い込むと同時に、「反対者・平和主義者は悪人。負け犬。外国に操られ、自分を陥れようとしている売国奴」=『反日』=『悪』と洗脳されてしまっている。
そこでは国家(組織)と自分を同一化し、「日本は神の国。日本人は優れた民族」という『選民思想』(日本人ファースト)と、「外国は野蛮な民族。日本を侵略しようとしている」という『被害妄想(陰謀論)』に取り憑かれ、「日本は悪くない。悪いのは全部外国人」という『排外主義(他責思考)』に陥ってしまう。
「日本人ファースト」「排外主義」を主張する人達の精神構造
不安・劣等感の増大
(防衛機制)⬇「国家と一体化」
「日本人(自分)は優れた民族」優越の錯覚
選民思想
↗ 依存状態 ↖
(国外)攻撃 ⬅ / ドーパミン過剰 \ ⇨ 排除(国内)
↙ 依存の悪循環 ↘
被害妄想 ← ー ー ー → 他責思考
「外国が侵略しようとしている」陰謀論 「悪いのは全て外国人のせい」排外主義
前頭前野(理性ブレーキが弱い)+扁桃体(恐怖アクセルが強い)=不安の暴走
《常に非常ベルが鳴った状態》→「安心感」を求める行動=依存行動
(陰謀論)⬇(歴史修正主義)
排外主義=軍国主義=大日本帝国
つまり、社会的ストレス(管理・体罰・競争・災害・貧困など)が強まれば強まるほど認知的不協和が拡大し、心の中の不安や劣等感が増大し、それを解消しようとする防衛機制が働き、国家や組織と一体化し、民族主義・選民思想や排外主義や軍国主義に向かって行く。
そして、その自分の行動を正当化し、『ピラミッド型権力支配構造』を絶対化するために、陰謀論や歴史修正主義が生まれる。
『陰謀論』と『歴史修正主義』が生まれる仕組みー自分の行動の正当化
例えば、ネトウヨ・カルトは「特攻のおかげで今の日本の平和・繁栄がある」と、特攻を讃美し涙を流す一方で、批判者・リベラルの「特攻は犬死だった。指導者は無能だった」という言説に対して、まるで自分の存在が否定されたかのように感じ激昂する。
そして「批判者は外国に洗脳されている。死者への冒涜だ。日本人ヘイトだ」と誹謗中傷する。
それは心の中の不安や劣等感が増大していくにともない、自分を国家・組織・権力者と一体化させてしまい、そこで国家や権力者を批判されることは自分の存在を否定されているかのように感じるからである。
それは脳が『依存状態』になってしまっているのである。
そこでは脳の葛藤や罪悪感が失われ、客観的・俯瞰的視点で自分が見れなくなり、大局的な視点で物事を捉えることができなくなる。そこでは権力者や組織を守ることが第一となり認知を歪めてしまう。
認知的不協和の拡大
┏━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━┓
▼ ≪低←抑制機能(罪悪感・自己肯定感)→高≫ ▼
(感情・欲望・行動の暴走) (感情・欲望・行動の抑制)
ネトウヨ・カルト・御用学者 リベラル・専門家・自由人
依存心・他責思考・被害妄想 自立心・自責思考・共生協調
国家・権力者 国家・権力者
(依存)❘ ❘(同一化) (自立)⬆(距離感)
自分 自分
「自分は間違っていない(責任転嫁)」 「自分は間違っていた(反省改善)」
「○○でなければならない(硬直)」 「○○でなくても良い(柔軟)」
「規則・ルール・道徳の絶対化」 「規則・ルール・道徳の改革」
権力(日本)は間違わない・外国のせい 権力(日本)は間違う・改革すべき
集団主義・陰謀論・歴史修正主義 個人主義・歴史実証主義・責任追及
そしてその自分の行動(国家との一体化=権力者への服従・隷属)を正当化するために嘘に嘘を積み重ね、常に他者に責任を押し付けている内に『負のスパイラル』に陥り、その『権力支配構造』は徐々に腐敗・劣化していき、いずれ誰か犠牲者が出るまで改革できない。
それは自分の存在に対する『自己肯定感(尊厳・自立心)』の低さの裏返し。「権力者に認められたい。否定されたくない」という不安や劣等感から生まれてくる。
そこでは自分の失敗・不正・誤りを認められず、批判や反対意見に耳を傾けることができず、常に責任転嫁し、批判者を攻撃することでしか生きられなくなっている。
その証拠に、そういう「米英が日本を侵略しようとしている!鬼畜米英!国のために命を捧げろ!」と言って、反対意見に耳を貸さず、たくさんの人を死に追いやった人(権力者)たちが、「自分たちがやった行動は正しかった」と反省できず、敗戦後、大量破壊兵器で自国民を大量虐殺した米国に媚び諂い、「共産主義者が世界を支配しようとしている。日本を侵略しようとしている」というプロパガンダのもと、米国のために軍事基地を差出し、兵器を言い値で大量購入し、国民に米国のために命(カネ・国土)を捧げることを強要し、同じ過ちを繰り返している。
それは、学校のいじめ・体罰でも、幼児虐待でも、障害者差別・被害者差別でも、会社の不正やパワハラでも、また、冤罪事件(袴田事件、大川原化工機事件など)でも「自分は相手に対して悪いことをした。自分が悪かった」と反省し、考えを改めて、行動を変えて行かなければ、また同じことを繰り返す。
依存心・他責思考・被害妄想・承認欲求からくる行動
「大企業・政府を擁護する御用学者」(→水俣病)
「白人至上主義者を支持する有色人」(→BLM攻撃)
「米国第一(覇権)主義者を支持する日本人」(→中国覇権主義批判)
「富裕層優遇政策を支持する貧困層」(→自己責任論)
「右翼・日本民族主義を支持する在日外国人」(→中韓クルド排斥)
「統一教会を信奉・擁護するネトウヨ」(→スパイ防止法)
「性被害者を誹謗中傷する国会議員」(→自己責任論)
「警察のマネごとをする反社・youtuber」(→私人逮捕)
「野党が悪いと非難するジャーナリスト」(→責任転嫁)
「政権に忖度し、媚を売り、善民を攻撃する検察」(→冤罪事件)
⋯
そこには脳の抑制機能(自立心や葛藤や罪悪感など)の低下、精神の未熟さがある。そこでは、権力者・強者と同一化し、「自分は正義。多数派。強い」と錯覚し、弱者・少数者を攻撃強制・支配することで万能感・全能感に酔いしれている。決して自分の行動・失敗・誤りを反省することができず、すぐに他者に責任転嫁しようとする。
そして、反省できなければ、また同じことを繰り返し、行動はどんどんと酷くなる。→『依存の悪循環』(負のスパイラル)そこ『依存の悪循環(負のスパイラル)』から抜け出すためには、国家や組織から自立し、客観的・俯瞰的視点に立って、間違いを間違っていたと認め、失敗を失敗と認識し、悪いことを悪かったと反省できなければ、何度も同じ過ちを繰り返す。
そこでは常に自分が強者側にいると勘違いしていて、「自分で自分の首を絞めている」ことに気づかない。⋯それは、いずれ自分に跳ね返ってくる。

「自分は正義。間違わない。日本は素晴らしい安全な国」「批判者は自分(日本)を貶めようとしている」という被害妄想の中で、常に「責任転嫁」している内に自分の行動を抑制できなくなり、結局、墓穴を掘ることになる。いつしか自分が悪の側に立っていることに気づかず、追い込まれる。




「この道しか無い」→「反対者は悪」という思い込み
『対米従属・自民党独裁体制』の正当化と「反対者の排除」
独裁者は国民の感情(不安・恐怖)や欲望を煽り、行動の選択肢を狭めて行くことで、独裁体制を強固なものにしようとする。1つの方向へ持っていこうとする。
そして、国民は独裁者を支持することで、あたかも自分が強くなったかのように錯覚し、安心感や優越感・万能感を得ようとする。
【ネトウヨ・カルト】と【リベラル】の精神構造の違い
【ネトウヨ・カルト】 【リベラル】
独裁者・米国 他者 他者
▲ (米国) ↖ ↑ ↗ (中国)
敵 ← (同一化) → 敵 他者 ← 自分(日本) → 他者
(中国) ▼ (韓国) (韓国) ↙ ↓ ↘ (EU)
自分(日本) 他者 他者
(依存心・ピラミッド思考・善悪二元論) (自立心・フラット思考・適切な距離感)
「AかBか(二択)」「愛国者か反日か」 「AもBも(折衷)」「反対意見の尊重」
「対米隷属」か「媚中」かの二択思考 「対米自立」と「協調外交」全方位外交
忠誠・服従・支配・隷属・排除 人権尊重・対等関係・平等主義
権威主義・排外主義・軍国主義 普遍主義・共生協調・平和主義【ネトウヨ・カルト】は自分の行動(対米従属)を正当化し、絶対化するためには悪魔や仮想敵を作り、対立を煽る必要がある。→「自分達は外国に攻撃されている。権力に従わないものは敵、反日、媚中、スパイ、共産主義者」➡善悪二元論、二項対立思考
そこでは1つの価値観(競争・服従・忠誠・上下関係)に凝り固まり、「1番でなければならない」と思い込み、反対者・弱者・少数者・異端者・脱落者を次々と攻撃し、排除していく内に、知らず知らずの内に自分自身の生きるための選択肢がなくなり、潔く“失敗・誤り・負け”を認めて撤退することができなくなり、いずれ行き詰まりる。
【ネトウヨ・カルト】と【リベラル】の精神構造の違い
【ネトウヨ・カルト・集団主義】 【リベラル・個人主義】
(洗脳・ファシズム) 選択肢 選択肢
選択肢 ↖ ↑ ↗
⬆ 選択肢 ← 自分 → 選択肢
自分 ↙ ↓ ↘
「〜でなければならない」 選択肢 選択肢
生きる選択肢が少ない「AかBか」 選択肢がいっぱいある「Cの道を探る」
─────────────────────────────
管理・競争・強制・国旗国歌 自由・ゆとり・自主性・個性尊重
「1番でなければならない」 「1番でなくても良い」
「負け、失敗は許されない」 「負けても、失敗しても良い」
「皆と同じでなければならない」 「皆と同じでなくても良い」
「批判・反抗は許されない」 「批判・反抗しても良い」
「日本を悪く言うのは反日」 「日本は悪いこともする、責任追及」独裁者は不安や恐怖を煽り、「生きる選択肢を狭めていく。二択を迫っていく」ことで独裁体制を強固なものにしようとする。→『対米従属・自民党独裁体制』か、『媚中・反日独裁体制』か
そこから『陰謀論』や『歴史修正主義』か生まれる。自分の行動・感情を正当化するために、一面だけしか見ない。都合の悪いことは見えない。
【ネトウヨ・カルト】と【リベラル】の認知(視点)の違い
自分の選択を正当化するために ➡ 多角的に見る・悪(リスク)を見る
➡ 1面しか見ない。都合の ────────────
悪いことは見ない(隠蔽) 👁️ 👁️ ️ 👁️
────────── ↘ ↓ ↙
否認→✕ 悪◐善 ⬅ 👁️ ️ 👁️ ️ → 悪◐善 ← 👁️
────────── ↗ ↑ ↖
白黒思考・1か100か思考 👁️ 👁️ 👁️
陰謀論・歴史否認主義・リスク軽視 ───────────
(一面的思考・優越の錯覚) (多角的思考・葛藤・反省)【認知的不協和理論】人は自分の選択・行動を正当化するために認知を変更する。
独裁体制の強化 → 洗脳『生きる選択肢を狭める』→ (いずれ行き詰まる) → 自分の選択の正当化【認知の歪み】→『陰謀論』『歴史修正主義』

それは、心の中の不安や劣等感の表れで、自信のなさの表れでもある。自立心が成長できなく、常に誰かに依存してでなければ生きて行けなくなっている。
そうして、独裁者は生きる選択肢を狭めることで、国民を洗脳し、権力の奴隷を作ろうとする。権力に服従することを、“自ら選択する”ように仕向けていく。(それはカルト宗教・統一教会と同じ手法)
権力の奴隷(=国のために死ねる人間)を作るためのプロパガンダ
1:敵国が日本を侵略しようとしている。
2:批判者は敵国のスパイで、日本を貶めようとしている。
3:自分達は愛国者。日本のために命を捧げる。
4:批判者は反日、日本が嫌いに違いない。
5:嫌なら日本から出て行け



→緊急事態条項・有事法制・スパイ防止法

権力者(独裁者・教祖)は常に仮想敵を作り、不安を煽り、脅すことで、人々の自立心を壊し、自分の『権力支配構造』(既得権益)を絶対化し、富(金)を吸い上げようとする。
『対米従属・自民党独裁体制』の構図(金の流れ)
米国 富裕・支配層 米国
(権威・武力)⬇(命令・指示) ↑ (忠誠・忖度)⬆(媚態・朝貢)
官僚・自民党・財界 [鉄の三角形] 官僚・自民党・財界
(支配・管理)⇩(制御・洗脳) ↑ (支持・隷属)⇧(選挙・税金)
国民 奴隷・貧民層 国民「貧困層はより貧困へ、富裕層はより富裕へ」(二極化)
「改憲、アベノミクス、スパイ防止法の本質」=「構造の絶対化」
──────────────────────────────
「危機や憎悪、そして愛国心を煽れば煽るほど権力者(鉄の三角形)や米国は儲かっていくのに対して、国民は貧しくなる」構図 → 二極化
そして人々(信者・奴隷・ネトウヨ・カルト)は不安が増大する中で、常に勝者・強者・多数派に媚び諂い、忖度し、批判者を攻撃・誹謗中傷することで権力者に認められようとする。
そこに生きる喜びを感じるようにプログラムされている。→「承認欲求モンスター」の誕生
⑲『承認欲求モンスター』の暴走ー『独裁者』への道
「権力者・強者への媚態」と「被害妄想からの対立煽り」
それは、心の中の不安や劣等感から生まれる行動。

弱者を誹謗中傷する高市 ⇔ 外国人がシカを蹴っていると怒る高市
心の中の不安や劣等感(コンプレックス)を解消しようとする『心理的メカニズム(防衛機制)』で、「権力者に認められたい」という『承認欲求』の暴走によって引き起こされる。
『承認欲求モンスター』の暴走
1:強者に媚びまくり、周りが見えなくなる
2:仮想敵を攻撃しまくり、対立を煽る
3:弱者を誹謗中傷する
4:簡単にデマに騙され、それを平気で拡散する
5:感情的で、物事を断言し、決めつける
5:自分の誤りを認め、謝罪できない
6:自分が否定されるのが怖くて、すぐに嘘をつく
7:分が悪くなると、逃げる
8:すぐに他者に責任を押し付けようとする
9:自分の行動を反省することができず、同じことを繰り返す
それは、脳の抑制機能が成長できず、自立できていない症状だと言える。

それは無意識のうちに安心感を求めているのである。
そこでは、人を上下関係・敵味方関係でしか見れず、対等な人間関係を築けない。適切な距離感が掴めす、権力者・親分・教祖には媚び諂える一方で、反対者・弱者には執拗に攻撃・誹謗中傷することで、不安や劣等感を解消しようとする。
【依存的人間】<弱←抑制機能→強>【自立的人間】
「自分は中立、愛国者、普通の日本人。自分の行動は正しい」
(集団主義・差別主義) (個人主義・平等主義)
権力者・強者 他者 他者
(媚態)⬇(忖度) ↖ ↑ ↗
外 ⇐ (奴隷) ⇒ 敵 他者 ← (自立) → 他者
(支配)⇩(強制) ↙ ↓ ↘
子供・弱者・少数者 他者 他者
他者を上下関係でしか見れない 他者を対等な関係として見る
(ピラミッド思考・上下関係) (フラット思考・対等関係)
「反対者は偏っている、反日、外国のスパイ、日本を貶めようとしている」
「弱者はさもしい、怠け者、ズルしている、嘘をついている、自己責任」
自分の行動・存在を正当化するために敵を作り出し、デマや陰謀論を拡散し、人々の不安や恐怖を煽り、『ピラミッド型権力支配構造』を絶対化しようとする。
そして、それはブラック企業の経営者や、体罰を繰り返す指導者や、カルト宗教の教祖や、大日本帝国の指導者や、独裁者と同じ。
「国家のため、会社のため、組織のため」と言いながら、規則ルールを絶対化し、競争を煽り、それを他者に強制し、支配し、批判や反対意見を許さない。恫喝や体罰を繰り返し、恐怖を与えることで反抗心や懐疑心を潰し、忠誠心を植え付けることで『権力支配構造』を絶対化しようとする。
そして都合が悪くなると、すぐに他者に責任を押し付け、逃げる。そこでは決して謝らない。責任を取らない。
『仕事中毒(ワーカホリック)』と『パワハラ』と『インパール・特攻』の関係

「だって今人数少ないですし、もう全員に働いていただきます。馬車馬のように働いていただきます。
私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて働いて働いて働いて働いて、参ります。
皆様にも、ぜひとも日本のために、また自民党を立て直すために、沢山沢山、それぞれの専門分野でお仕事をしていただきますよう心からお願いを申し上げます」
これはもはや『依存行動』(仕事中毒・ワーカホリック、酩酊状態))と言っていいだろう。つまり、頭の中で「常に非常ベルが鳴っている」状態。
仕事中毒の原因のまとめ(AI による概要)
仕事中毒(ワーカホリック)の原因は、完璧主義や強い責任感、承認欲求の高さといった個人の性格的要因と、過大な業務量、長時間労働を是とする職場環境、仕事以外の趣味や人間関係の欠如などの環境的要因が複合的に絡み合って発生します。仕事で成果を出すことで自己肯定感を得ようとしたり、周囲の評価を気にしすぎたりすることも、仕事に依存する大きな要因です。
1. 個人の性格・心理的要因
・完璧主義: 仕事を完璧にこなそうとし、妥協できないため、のめり込んでしまう。
・強い責任感: 仕事を途中で投げ出せず、抱え込んでしまう。
・承認欲求の高さ: 人に認められたい気持ちが強く、成果を出すために働きすぎる。
・低い自己肯定感: 仕事の成果で自分を認めようとし、仕事に依存する。
・仕事がないと不安: 仕事以外に楽しみや熱中できるものがない。2.環境的・状況的要因
・過大な業務量: 物理的に仕事が多すぎて、終わらせるために長時間労働になる。
・職場環境: 長時間労働が評価されたり、当たり前とされたりする文化。
ストレスとプレッシャー: 高い要求やストレスから逃れるために、仕事に没頭する。
・人間関係・趣味の欠如: 職場と家の往復だけで、仕事以外のリフレッシュの場がない。まとめ.仕事中毒のメカニズム
仕事中毒は、仕事で得られる「ドーパミン(達成感)」への依存と、働いていない時に感じる「不安や孤独」からの逃避という、2つの側面を持っています。

仕事中毒(ワーカホリック)=前頭前野の機能低下×扁桃体の過活動×報酬系の過敏化(仮説)
それは依存症の一種で、前頭前野の機能低下によって引き起こされ、ギャンブルや酒・薬やいじめや虐待やパワハラなどと同じで、止めたくても止められず、だんだんと症状は重くなる。
それは『自己肯定感』の低さの表れで、不安や劣等感(コンプレックス)が拡大する中で、「権力者に認められたい。否定されたくない」という承認欲求が暴走している状態だと言える。
そこでは「自分は正しい。正義。愛国者」と思い込み、個人の尊厳や価値観や選択を尊重できず、部下を1つの道具として特攻へと追い込んでいく一方で、自分は責任を取るこることはない。誤りを認め、謝罪することはない。自分を守るために嘘をつき、「自分は悪くない」と言い張り、すべて責任を他者に押し付ける。

「高市早苗が総理でいいのか、主権者たる国民のみなさんに決めて頂くしかないと考えた」「高市早苗に国家経営を託していただけるのか」「自民党と日本維新の会で過半数の議席を賜れましたら高市総理。そうでなければ、野田総理か、斉藤総理か、別の方か」
演説や会見で自分の名前を連呼するのは、承認欲求の表れと考えられるか?(ChatGPT)
① 承認欲求としての側面(たしかにある)
心理学的には、自分の名前を繰り返す行為には次のような動機が含まれることがあります。
・自己の存在を強く印象づけたい
・「私は重要な主体だ」と周囲に認知させたい
・不安や批判に対する自己強化(セルフアファメーション)
・カリスマ性・主導権の誇示
特に、攻撃的な言い回しとセット「〇〇が決断した」「〇〇は逃げない」のような三人称自己言及が多い場合は、自己愛傾向・承認欲求の強さと相関しやすいとされています。
② 危ういライン:防衛的自己言及
問題になりやすいのはここです。批判が強まった局面で急に名前連呼が増える
・「私(〇〇)は間違っていない」を繰り返す
・政策より自己正当化が前面に出る
この場合、「不安の高まり 自尊心の脆弱さ 外部批判への過剰防衛」 が背景にある可能性が高く、承認欲求的解釈がかなり妥当になります。
『承認欲求』が暴走し、冷静な判断力が低下する。客観的・俯瞰的視点が失われ、自分の行動を抑制することができなくなる。


そこでは、決して自分の誤りを認めない。失敗を認めない。負けを認めて撤退することができない。
それが結局は太平洋戦争へと繋がり、インパール、特攻から原爆投下へとつながっていく。

いじめ、体罰・虐待、パワハラ、特攻などの『心理的メカニズム』
不安や劣等感が暴走する中で、自分の行動を客観的・俯瞰的に認識できなくなる。物事を多角的に見て、リスク管理することができなくなってしまう。
そこでは「権力者に認められたい。否定されたくない」という承認欲求モンスターが暴走し、「自分の行動は正しい」と思い込みむと同時に、「弱者・少数者はズルしている。反対者は劣っている。批判者は自分を陥れようとしている」という被害妄想が膨らみ、執拗に攻撃するようになる。
権力者に認められたいという思い(承認欲求)が強いほど、権力者に媚びまくり、反対者・敵対者・批判者に対して攻撃的になり、弱者・少数者に対して威圧的になる。
それは自分の行動を正当化したいという防衛機制によって生まれてくる。
【投影性同一視】(例:攻撃的な人の場合)
1投影:まず、自分の中にある受け入れがたい感情や衝動(攻撃性)を、無意識のうちに他人のものとして外に放出します。→(あいつは攻撃的な奴だ)と思い込む
2同一視:次に、相手が実際にその感情(攻撃性)を持っているかのように振る舞い、言葉や態度を通じて、相手にその感情を体験させたり、表現させたりするように仕向けます。→「おまえは攻撃的だ!シカを蹴った!」と非難・誹謗中傷する。→相手が反発する
3取り込み:最終的に、相手が示した行動や感情を見て、「ほら、やっぱりあの人は攻撃的だ」と確信し、その感情を自分の中に取り戻します。
過去を反省できず、「日本の侵略や虐殺」を認めない人ほど権力者や米国に媚びる。
そして、権力者に媚び諂う人ほど、台湾有事を強調する。



心の中の不安や劣等感が強いほど攻撃的になり、「相手が攻撃しようとしている」と被害妄想が増大し、相手を挑発する。
国家間の挑発的発言が【投影性同一視】に見える構造
①自国の不安・脅威を受け入れにくい
・自国の不安(安全保障の脆弱性)・国内政治への焦り・支持基盤への迎合・大国への依存・不安・対外コンプレックス→それを自国の問題として認めない。歴史否認。対米隷属・媚態
②その不安や攻撃性を相手国に投影する
・「相手国は危険だ」「相手が侵略してくる」「相手が脅威を増大させている」と強調し、自国の不安や攻撃性を相手国の性質として語る。
③挑発的発言・行動を行う
・「相手が怒る状況を自らつくり出す」→「台湾有事」「存在危機事態」「中国が台湾を侵略しようとしている」など
④相手国が強く怒る(反応する)
挑発された国は、抗議・非難・声明・軍事的反応・外交的圧力などで反応する。
→ ここで国は「ほらやっぱり相手は危険だ」「こちらが正しかった」と確信する。
⑤自国は“自分が投影したイメージが正しい”と感じる
・相手国の反応は、実は自国の挑発が引き起こしたものだが、自国側はその因果を見ず、「相手の危険性が証明された」「やはり強硬路線が必要だ」と感じる。
→ 投影性同一視の典型的パターン
自分が誘発した反応を“相手の本質”として再確認する。他責思考「自分は悪くない。すべて相手が悪い」【まとめ】政治的挑発と投影性同一視の構造
①自国の不安:受け入れがたい内部の不安、国内の弱さ・政治基盤の不安
②相手に投影:相手が脅威だと見なす、「相手国が危険」と主張
③挑発して誘発:相手がそう振る舞うよう仕向ける、強硬発言、軍事的サイン
④相手が反応:投影された内容を相手が表すように見える、相手国が怒る・反撃
⑤確信強化:「やっぱり相手は危険」強硬論・対立強化社会的ストレス
⬇
不安や劣等感の増大
↗ ↘
攻撃・挑発 《負のスパイラル》 承認欲求
↖ ↙
被害妄想
そして、危機を煽れは煽るほど、冷静な判断力、客観的視点が失われ、『被害妄想』が膨らんで、それはいずれ大日本帝国(インパールや特攻など)のように自分の行動を抑制できなくなり、誤りを認め、行動を抑制し、撤退することができなくなり、破滅へと突き進む。
【認知的不協和理論】『ネトウヨ』と『リベラル』を分けるもの[Ⅵ]ー『対米従属・自民党独裁体制』の成立と『靖国神社』の役割ー「承認欲求モンスター」の暴走
⑯『対米従属・自民党独裁体制』の成立—「鬼畜米英」から「対米従属」への変節・寝返り
独裁者は自分の『ピラミッド型権力支配構造』を正当化するために『仮想敵国』を作り、脅威を強調し、国民に『愛国心』=「国のために死ぬこと」を強制することで独裁体制を強固なものにしようとする。

独裁者は他国の脅威を煽るとともに、国のために死ぬこと(愛国心)を求める。
そうして自分の『権力支配構造(既得権益)』を絶対化させようとする。

そして必ず「自存自衛」の名目で戦争を仕掛ける。そうして独裁体制が連鎖する。例えば、欧米列強の脅威に対抗し、欧米列強を模倣して『大日本帝国』が成立したように、『天皇制・大日本帝国』に対抗して、それを模倣(コピー)するように『中国共産党独裁体制』(毛沢東=神)や『北朝鮮金独裁体制』(金日成=神)が形成された。
『明治維新・藩閥独裁体制』から『軍部独裁体制』への変遷と破綻
戦前の日本で、欧米列強のアジア侵略に対する「不安・恐怖・劣等感」の中で、その脅威に対抗するために“富国強兵”のスローガンを掲げ、国内の産業・財政・教育制度・軍事力を整備していくとともに、反対勢力を粛清していくことで中央集権国家体制(藩閥独裁体制)を確立していった。

年表(幕末〜明治維新)
1853年:アメリカのペリー提督が黒船で浦賀に来航。開国を要求(黒船来航)。
1854年:日米和親条約締結。下田・箱館を開港。日本が鎖国を解き、開国する。
1858年:日米修好通商条約締結(不平等条約)。井伊直弼の大老就任と安政の大獄(反対派弾圧)。
1860年:桜田門外の変。井伊直弼が暗殺される。
1862-1863年:生麦事件や薩英戦争、長州藩の攘夷行動と四国艦隊の下関砲撃。攘夷の実行と限界が露呈する。
1866年:薩長同盟(薩摩藩と長州藩の軍事同盟)。倒幕運動の基盤となる。
1867年:大政奉還。徳川慶喜が政権を天皇に返上。
1868年1月:王政復古の大号令。鳥羽・伏見の戦いで戊辰戦争開始。新政府軍が勝利。
1868年4月:江戸城無血開城。徳川幕府の実質的終焉
1868年9月:江戸を東京に改称、明治と改元。五箇条の誓文発表(新政府の基本方針)。
1868-1869年:戊辰戦争継続。上野戦争、会津戦争、箱館戦争。
1869年:版籍奉還。諸藩の領地と領民を朝廷に返還しました。
1871年:廃藩置県。藩を廃止して県を置き、中央集権体制を確立。
1872年:学制の公布、鉄道の開通(新橋〜横浜)。
1873年:地租改正、徴兵令の実施。
1877年:西南戦争。西郷隆盛を中心とした士族による最後にして最大の反乱が終結。
1889年:大日本帝国憲法の公布。
1890年:第1回帝国議会の開設。

それと同時に、対外的には列強に対抗して領土・資源・利権を求めて大陸に侵攻し、植民地化していく。
そこでは『皇国史観』(選民思想)に基づく『忠君愛国』教育を推進し、「日本は神国。優れた民族」と洗脳すると同時に、「外国人は野蛮な劣等民族。日本を陥れようとしている」などのプロパガンダで差別や不安・恐怖・憎悪を煽り、全体主義・軍国主義・帝国主義体制を整え、軍部独裁体制を確立していった。

《軍部独裁体制》
軍部
↗ ↖
(国外)侵略 ⬅ / 暴走・膨張 \ ⇨ 粛清(国内)
↙ 《鉄の三角形》 ↘
官僚 ← ー ー ー → 財閥
(支配・管理・粛清)↓↑(忠誠・愛国心・熱狂)
国民(臣民)
「天皇のために命を捧げよ」(支配搾取・既得権益)お互いに組織の内外で競争し合い、「相手に負けられない」という焦りの
中で、冷静な判断力が失われ、撤退することができなくなってしまう。

そうして出来上がった『軍部・官僚・財閥』のトライアングルの中で、軍部の暴走がエスカレートし、日中戦争に突入し、国民はそれに熱狂し、そのブームに乗り遅れまいと新聞が戦争を煽り、戦争に疑問を呈し、全体を客観的に分析し、冷静に判断できる人や、政府に 批判的な人を次々と左遷・弾圧・粛清していく。

大日本帝国のアジア侵略ー大東亜共栄圏の建設

「帝国を核心とする道義に基づく共存共栄の秩序を確立」
その「負のスパイラル」の中で、もはや誰も止める人がいなくなり、欲望の暴走(権力の暴走)の抑制が効かなくなり、嘘に嘘を積み重ね、後戻りすることができなくなり、ついには欧米との利害衝突の中で太平洋戦争(真珠湾攻撃)へと突入する。
そこでは侵略戦争を正当化するために、「欧米は日本を侵略しようとしている。鬼畜米英!」という被害妄想(責任転嫁)のもと、「列強から東アジアを解放する」という名目で、「自存自衛・大東亜共栄圏建設・八紘一宇」などのスローガンを掲げ、その行動を正当化しようとした。



例えどんなに国民が疲弊し、兵士が次々と餓死(自滅)していく中でも自分の行動(欲望)を止めることができない。
そこでは、冷静な判断力・想像力が麻痺してしまい、国民・兵隊は権力者の1つの使い捨ての道具(消耗品・おもちゃ)となり、兵士は次々と餓死し、特攻や玉砕やインパールや捕虜·住民虐殺や人肉食や人体実験などを次々と行う。
その目的は、「“国家・天皇のため”という名目で、捕虜や住民を虐殺する、部下を特攻に追いやることで組織を一体化させ、支配欲を満たし、快感や全能感を得る」ことにある。
だから指揮官は部下に命令するだけで、自ら進んで死にに行くことは決してない。

自分達は安全な所でのうのうと裕福に暮らし、その行動を「国を守るためで仕方がなかった。それは決して私利私欲のためではなかった。相手国の責任」などと自己正当化し、自分のしたことを反省し、責任を取ることはない。
それは現在の“いじめ・体罰・虐待・差別・パワハラ・誹謗中傷・デマ拡散・ヘイトスピーチ⋯”と同じで、それをする人は、組織・権力者と同一化し、「自分は正しい」と思い込み、他者(部下・子供・弱者・少数者)に命令し、支配することによって快感・優越感・万能感・全能感(ドーパミン)を得ようとしているのである。
そこでは自分の行動を正当化するために、すべて「相手が悪い」ー「いじめられる方が悪い」「体罰される方が悪い」「差別される方が悪い」「煽られる方が悪い」「被害者が悪い」「誹謗中傷される方が悪い」「侵略される方が悪い」⋯と責任転嫁しようとする。
そこでは脳の抑制機能が麻痺してしまい、被害妄想に取り憑かれ、客観的・俯瞰的視点が失われ、自分の行動を反省し、抑制することができなくなっている。
そうして敗戦後も、自分達がやった行動を反省することができず、「なぜ侵略戦争を始めたのか?なぜ撤退することができず、たくさんの犠牲者を出してしまったのか?」という根本原因を究明し、指導者の戦争責任を追及することなく、米ソを中心とした『東西冷戦構造』の中にそのまま組み入れられてしまった。
「鬼畜米英」から「対米従属」への変節・寝返りー『対米従属・自民党独裁体制』の成立
そこでは、それまで「天皇陛下万歳!鬼畜米英!」を叫び、多くの人間を死に追いやった同じ人達が、戦争に負けた途端にそのまま「対米従属!反共産主義!」に変節し、寝返った。

そこでは、常に自分の行動を正当化するために勝者(強者)に媚びるとともに、仮想敵を作り、脅威を煽ろうとする。

そこには、自立心(罪悪感)の欠落がある。彼らは靖国神社で、「八紘一宇!鬼畜米英!」を信じて特攻し、死んでいった者たちに対して、何を祈るのだろうか?「申し訳なかった」とは思わないのか?
そこでは、「自分達が間違っていた。敵軍・敵国にも、自軍・自国にも迷惑をかけた。酷いことをしてしまった」という“罪悪感”は一切ない。

口では「英霊に尊崇の念を表する」とか「哀悼の誠を捧げる」ともっともらしいことを言うけれど、決して日本の“国策の誤り”を認め、反省し、謝罪することはない。
あくまで「日本は正しかった。米国が悪い。米国に嵌められた」と責任回避する一方で、米大統領に媚びまくり、嬉しさの余り、米原子力空母の上で、ぴょんぴょん飛び回り、自分の感情や行動を抑制することができない。そこに矛盾や罪悪感を感じなく、麻痺してしまっている。

⋯本来、そこは80年前なら、「鬼畜米英!」と信じて特攻が飛び込んでいった場所。(ただし米空母に到達前にほぼ撃ち落とされてしまったが。特攻による撃沈数(概算) 正規空母0 護衛空母3 戦艦0 その他小型駆逐艦・輸送艦等 多数(約50)

「最初の小さな成功体験から後戻りできなくなる」構図ー依存の悪循環
理性が壊れ「まだやれるはず」と、自分の行動を止められなくなり、段々と酷くなる。
ーそれが最終的には大損害(原爆投下やソ連参戦)へと繋がっていく。
そして、その自分のみっともない行動(変節・寝返り・服従・隷属・媚態)を正当化するために仮想敵を作り、脅威を煽ることで自分達の『権力支配構造』を正当化し、「批判者は敵国のスパイ。日本を貶めようとしている」と言って排除・粛清しようとする。
そこでは戦前と同じ過ちを繰り返している。
戦前は《藩閥独裁体制→軍部独裁体制》の中で、大陸侵略や既得権益・癒着構造を正当化するために「中国が悪い。欧米が悪い」と責任転嫁し、自分たちの責任を認めず破滅へ突き進んでいったのと同じように、今は《対米従属・自民党独裁体制》の中でその既得権益・癒着・不正を正当化するために「中国が悪い。野党が悪い。共産主義者が悪い」と責任転嫁し、自分の行動を抑制することができず破滅へと突き進んでいる。
(それは現在のロシアやイスラエルが行っている、侵略や虐殺を正当化するのと同じ論理。また中国や北朝鮮が独裁体制を正当化するのと同じ論理)
そこには自分の心の中の不安・恐怖・劣等感を、勝者・強者に媚び、服従・隷属し、弱者・少数者・批判者を差別攻撃することで、安心しようとする『心理的メカニズム』が働いている。
そしてそれは、日本人の精神的未熟さ、『理性(抑制機能)の未発達』=『自立心・自己肯定感・尊厳の低さ』による依存性・奴隷根性に起因している。

そこでは過去を反省し、自分の行動を抑制することができず、同じ過ちを何度も繰り返す。
自分の行動を正当化するために仮想敵を作り出す。
アメリカ 中国・共産
(服従)❘ ❘(隷属)→【投影性同一視】→(服従)❘ ❘(隷属)
ネトウヨ・カルト (幻覚・妄想) リベラル・野党『対米隷属・自民党独裁体制』の正当化
米国に媚びている人(対米依存)ほど、批判者に対して、「中国に媚びている。反日だ。共産主義者だ」と主張すると同時に、戦前を正当化し、特攻を神聖化し、靖国神社に拘る。そして、その矛盾に気付かない。目をつむる。
被害妄想に取り憑かれ、簡単に詐欺やデマや陰謀論やプロパガンダやカルト宗教に騙され、一斉に同じ方向に流される。
そうして日本国民は、いつの間にか『天皇制・軍部独裁体制』から、『対米従属・自民党独裁体制』へ、「天皇陛下万歳!天皇のために命を捧げよ!」から、「米国万歳!米国のために命を捧げよ!」へと洗脳されてしまっている。
⑰戦後《対米従属・自民党独裁体制》の正当化と『靖国神社』の役割
戦前は、欧米列強の“世界分割競争”に伴うアジア侵略・植民地化による脅威に対する“不安・恐怖・劣等感⋯”の中で、自分達の『権力支配構造』《明治維新→藩閥独裁体制》を正当化し、強化していった。

しかし、そこから形成されていった『軍部・官僚・財閥』の《軍部独裁体制》の中で「依存の悪循環(負のスパイラル)」に陥り、支配欲と被害妄想が暴走し、冷静な思考・判断能力・リスク管理が麻痺してしまい、自分たちの行動(侵略)を抑制することができず、立ち止まることができず、終には太平洋戦争(真珠湾攻撃)に踏み切り、破綻する。
そして日本はポツダム宣言を受託し、GHQ占領統治の下で日本を破滅に導いた『軍部・官僚・財閥』の《軍部独裁体制》を解体し、非軍事化・民主化を図ろうとするも、その後の『朝鮮戦争』から『米ソ対立』=『東西冷戦』へと移行する過程で【アメリカ軍産複合体支配体制】の中に組み入れられてしまい、アメリカ主導のもとで、新しい『権力支配構造』が形成された。
そこでは「反共産主義」のプロパガンダのもと、一度は解体しようとした戦前の『軍部・官僚・財閥』の組織構造が、そのまま『自民党・官僚・財界』に再生・移行され、《自民党独裁体制》が出来上がってしまった。

そして、そこで自分達の『権力支配構造(既得権益)』を正当化するために様々な工作活動が行われた。
『権力支配構造』を正当化するためのプロパガンダ
①.『権力支配構造』を正当化するために常に仮想敵を作り、国民の“不安・恐怖”を煽り、軍備を増強し、戦争(挑発)を仕掛ける。
②.『権力支配構造』を正当化するために歴史を否認し、書き換える。“神話”の作成。
→“明治維新”の正当化。世襲・縁故主義の正当化。自分たちの権力支配の正当化。
③.『権力支配構造』を正当化するために陰謀論・嘘を拡散し、批判者・反対者に対して「敵国に操られているスパイだ。共産主義者だ」と誹謗中傷し、排除する。
④.『権力支配構造』に従順な人間を作るための教育改革。国旗国歌の強制。教育基本法の改正。教育勅語の復活。特攻の美化。靖国神社の国家護持。そして、改憲。
→「国(権力者・教祖)のために死ぬこと」=『愛国心』という洗脳・擦り込み。


『対米従属・自民党独裁体制』の正当化→「米国・教祖のために命を捧げろ!」

そこでは、自分の“いじましい、みっともない行動”(変節・寝返り、服従・隷属・売国、不正・虚偽・隠蔽、⋯)を、戦前の軍国主義ファシズムを否定する憲法・野党・学者・マスコミに投影し、攻撃・誹謗中傷することで自分達の『権力支配構造(既得権益)』=《明治維新・藩閥独裁体制》→《大政翼賛・軍部独裁体制》→《対米従属・自民党独裁体制》の継続性を正当化しようとする。
そして、その自分の《独裁体制》を正当化するためには『靖国神社』が重要な役割を持っている。

独裁体制を正当化し、侵略戦争を正当化するための装置としての『靖国神社』
『靖国神社』と「独裁体制」
靖国神社は戊辰戦争で新政府側として戦死した者を神と祀るために創設された施設で、江戸幕府側の戦死者は祀られていない。そこには旧幕府軍を悪・逆賊・犯罪者として排除・処刑・虐殺することで、新政府軍の正当性を象徴する意味合いがあった。
つまり、靖国神社は単なる「日本(天皇)のために戦って死んだ人を祀る戦没者慰霊のための神社」というよりも、明治維新政府(主に薩長)による江戸幕府に変わる独裁体制《藩閥独裁体制→軍部独裁体制》を正当化し、戊辰戦争(テロ・クーデター)やそれに連なる反対者・反逆者への弾圧粛清(西南戦争や佐賀の乱など)や他国への侵略戦争や虐殺を正当化し、推奨する役割を持った施設だと言える。
それ故に、靖国神社が《大日本帝国(藩閥独裁体制→軍部独裁体制)》の侵略戦争を指導したA級戦犯を合祀し、讃えることは当然の成り行きだったと言える。
とりわけ独裁者にとって、自分の《独裁体制》を絶対化するためには靖国神社への『公式参拝』や『国家護持』が必要になってくる。
しかし、そこで矛盾が生じてくる。
───────**『靖国神社』における2つの矛盾**────────
◆1つ目は、新しい『日本国憲法』が侵略戦争を反省し、それを行った独裁体制を再び生まないように作られたものだから、当然、独裁体制や侵略や虐殺を推奨し、正当化する『靖国神社』とは相容れない。(→権力の暴走を防ぐために作られた『憲法』「政教分離」)
◆2つ目が、靖国神社が名目上「天皇のために死んだ戦死者を祀る」神社としているにもかかわらず、その天皇が現人神(置き物、操り人形)から、民主的な人間天皇に変わり、侵略戦争を反省し、独裁体制を否定していること。
──────────────────────────────────

そこでは、皮肉にも《独裁体制》を抑制し、権力の暴走を防ぐための装置としての『憲法』が機能してしまい、《天皇制・独裁体制》を推進している人たちにとって天皇が敵になってしまっていると同時に、《天皇制・独裁体制》を否定するリベラルにとって天皇が最後の望みの綱となってしまっている。
改憲派(独裁体制推進) 護憲派(反独裁体制)
国家天皇制(教育勅語)の復活 国家天皇制の阻止
保守ネトウヨ・カルト → 対立 ← 天皇=リベラル
「日本は正しかった」 「過去の侵略戦争の反省」
靖国参拝・A級戦犯合祀 靖国参拝拒否・合祀反対
国旗・国歌強制『人権無視』 強制は良くない『人権尊重』
侵略ではなかった 侵略・虐殺行為の反省
────────────────────────────────
《天皇制・独裁体制》を推進する側にとっては『天皇』が邪魔になっている一方で、《天皇制・独裁体制》を阻止する側にとっては『天皇』が最後の望みの綱となっている構図(皮肉)

そこでは、流石に「天皇は左翼!反日!共産主義者!外国人に違いない」とは言えない。
そこで、「天皇はGHQに洗脳され、騙されている」として、必死に《対米従属・自民党独裁体制》を正当化すために歴史の修正を行おうとする。
《対米従属・自民党独裁体制》を正当化しようとするプロパガンダ→『陰謀論』と『歴史修正主義』
・明治維新(テロ・クーデター)の正当化。靖国神社の神聖化。
・家制度(家父長制・男尊女卑)の絶対化。
・『大日本帝国(全体主義・軍国主義)』の正当化。
・日本の大陸進出は侵略ではなかった。
・欧米の侵略に対する正当防衛だった。
・満州事変は中国の謀略。南京虐殺は捏造。
・太平洋戦争はアジア解放のための聖戦だった。
・強制連行、強制労働はなかった。
・住民虐殺、捕虜虐殺、人体実験はなかった。
・特攻は犬死ではなかった。英霊のおかけで今の平和・繁栄がある。
・“モリカケ桜”はマスコミ・野党の捏造。
・アベノマスクは意味があった。
・辺野古移設が唯一の選択肢。反対運動は中国に操られている。
・ 批判者は中国に媚びている。選挙で反対派が勝つと中国が攻めてくる。
・原発・五輪万博・リニア・再開発の反対運動は金をもらってやっている。
・福島原発の爆発は菅直人の責任。
・※八ッ場ダムが利根川の水量を減らし洪水を防いた。
・※リニア建設で大井川の水量は減らない。知事は中国に操られている。
・アベノミクスは正しかった。日本の没落は財務省のせい。
・夫婦同姓が日本の伝統。選択的夫婦別姓は中共の陰謀。・・・など(※矛盾ー自分の都合の良いように解釈する。治水では「水は操作で きる」と言い、環境問題では「水は操作しても影響しない」と言う)
そうして『悪い日本』を否認すると同時に、それを敵国・批判者・野党に投影して誹謗中傷することで独裁体制を正当化しようとする。
例えば、大陸侵略・植民地化について「韓国は自ら進んで日本に併合された。慰安婦は金のために自ら進んでやっていた売春婦。日本軍は現地の人から歓迎され、感謝されていた」となる。
それは現在の醜い自分(日本)の姿を戦前の韓国に投影したもの【投影性同一視】。⋯それは鏡に映った現在の日本の姿。

ネトウヨ・カルトがよく言う「従軍慰安婦はただの売春婦。金のためにやっていた」と言うのは、実は現在の日本の姿を投影したものだった。
過去を反省できず、「韓国併合は侵略でなかった。植民地ではなかった。強制連行や強制労働はなかった」と歴史を否認する人ほど、「韓国は自ら進んで併合された」「従軍慰安婦はただの売春婦。金のためにやっている」と誹謗中傷する。
それは今の『日本』の姿を投影したもの。【投影性同一視】→「日本は米国の属国。ただの売春婦(媚び諂う者・喜び組)。金がすべて」→自立心・尊厳の欠如
自分の行動を正当化しようとする防衛機制(自分の醜い行動や感情(劣等感)を正当化するために、他者を誹謗中傷する)
············································································
「日本は自ら米国に隷属している。奴隷国家。日本人は劣等民族」→
【否認】と【投影性同一視】→「韓国は自ら進んで日本に併合された」
「日本は只の売春婦。喜び組。媚びまくる。お金が全て。」→
【否認】と【投影性同一視】→「従軍慰安婦は只の売春婦。金のためにやっていた」
············································································
つまり、自分の『権力支配構造』(対米従属・自民党独裁体制)を正当化するために大日本帝国(軍国主義)を正当化し、それを批判する他国や学者や憲法を誹謗中傷する。
そこでもし仮に《明治維新・藩閥独裁体制》や《大政翼賛・軍部独裁体制》や『靖国神社』を否定し、「明治維新は間違っていた。結果的に日本を破滅へと導いた」「戦争の指導者は無能だった。特攻は犬死だった」そして、「韓国や中国に酷いことをした。過去を反省し、被害者に謝罪すべき」とすることは、自分達が今やっている行動、《対米隷属・自民党独裁体制》の正当性を否定することになり、引いては自分の存在意義を否定することになるから、決して日本の否を認めることはない。謝罪することはない。
そして、それこそが「愛国心」「日本を取り戻す」「日本人ファースト」の本質。→『対米隷属・独裁体制』の絶対化


自分の存在に対する不安や恐怖、そして劣等感が強い人ほど、『日本人』とか『家族(家父長制)』とか『夫婦同姓』とか『戸籍』とかに拘り、それを拠り所にしようとする。
そしてその行動を正当化するために歴史修正主義を信じ込み、陰謀論やカルト宗教に嵌り、批判者を攻撃することで『権力支配構造(独裁体制)』を正当化し、絶対化しようとする。
つまり、そこに自分の存在意義を見い出しているから、それを否定されることを極端に嫌う。そのために、嘘に嘘を積み重ね、それを正当化するために他者を誹謗中傷することになり、いずれ結局、破滅する。
【認知的不協和理論】『ネトウヨ』と『リベラル』を分けるもの[Ⅴ]ー『依存の悪循環(負のスパイラル)』に陥る原因—「右傾化(ネトウヨ化)」する『心理的メカニズム』
⑪【投影性同一視】と『プロパガンダ』ー『権力支配構造(独裁体制)』の正当化
他国を侵略する国家は、大抵「相手が先に攻撃してきた。敵国は自国を侵略しようとしている。これは自衛のための戦争だ」と言う。




そして、独裁者は国家と同一化し、「自分の行動(侵略)は正しい。国のために命を捧げろ」と主張する。と同時に、「批判者は外国に操られ、自国を貶めようとしている。敵国のスパイだ」と言って粛清・排除しようとする。
そうすることで、自分の『権力支配構造』(独裁体制・軍国主義・ファシズム)を絶対化しようとする。


これも【投影性同一視】と言える。
それは自分の心の中の不安や恐怖を軽減しようとする防衛機制から来ている。
それは、
攻撃的な人が、「相手が自分を攻撃しようとしている」
差別主義者が、「自分は差別されている。批判者は差別主義者だ」
嘘つきが、「批判者の捏造。自分を陥れようとしている」
煽り運転者が、「相手が先に煽ってきた。自分は被害者だ」
虐待する人が、「相手が先に反抗してきた。躾のためだ」
パワハラ者が、「相手が嘘を言っている。組織を壊そうとしている」
レイプ犯が、「合意の上だった。自分が嵌められた」
ネトウヨが、「マスコミは外国に操られている。日本を貶めようとしている」
・・・
と言うのと同じ。
そこでは自分の醜い行動や感情や欲望を相手に投影し、押し付け、脳が“妄想・幻覚”を作り出しているのである。そうして自分の行動(侵略)や欲望(支配欲)を正当化しようとする。
そして、そこでは無意識のうちに社会を『善』と『悪』に分断し、「『善』である我々に『悪』である敵国が攻めてくる」と国民の不安・恐怖・憎悪を煽ることで、1つの方向へと持っていこうとする。
独裁者は自分の『権力支配構造(独裁体制)』を絶対化するためには常に『良い自分』を投影した“神・教祖・国家”と同一化するとともに、『悪い自分』を“投影”した“仮想敵・少数者・弱者”を攻撃し続ける必要がある。
独裁者が『権力支配構造』を正当化しようとするプロパガンダ
①自国は優れている。我々は選ばれた偉大な民族。神の国《=善》
②敵国は野蛮な劣った民族。自国を侵略・支配しようとしている。悪の国《=悪》
③批判者は他国のスパイ。自国を貶め、弱体化させようとしている。共産主義者。
④愛国者は国家(独裁者・教祖)のために命を捧げよ!そうすれば神(英雄)になれる。

そして国民はそのデマや陰謀論やプロパガンダ(大本営発表)に簡単に騙され、それに操られ、一斉に同じ方向へ動き出す。

それは『自己肯定感(尊厳・自立心)』の低さ、自信の無さ、精神の未熟さ、抑制機能の低下からきている。
そこでは五輪・万博などの巨大イベントや、新幹線・リニア・リゾート開発・都市再開発などの大規模公共事業に熱狂し、「日本スゴイ!」と陶酔するとともに、その一方で、在日外国人へのヘイトスピーチ、生活保護やLGBTバッシング、沖縄アイヌ民族やクルド人差別など、デマや陰謀論に簡単に騙され、弱者・少数者を攻撃・誹謗中傷し、排除しようとする。
それは自分に自信(尊厳)がないから。そこでは常に他者からの評価が気になり、SNSばかり見て「自分は優れている」と主張せずにはいられない。反対者を叩かずにはいられない。(そのため、常にSNSではデマや陰謀論や誹謗中傷で溢れかえる)
それは、「権力者に認められたい。否定されたくない。皆からバカにされたくない」という心の中の不安の表れで、それは依存行動(ギャンブルや買い物依存、いじめ・体罰・虐待、捏造・虚言癖など)の一種で、「やめたくても、やめられない」状態になっていて、何度も同じ行動を繰り返す。→『依存的人間』になっている。
⑫『自立的人間』と『依存的人間』
ⅰ.『依存的人間(奴隷)』が生まれる仕組み—【虐待の連鎖】『前頭前野(自立心)』の破壊
子どものときから虐待や過干渉やネグレクトなどの“不適切な養育(マルトリ)”のもとで育って行くと、前頭前野の抑制機能(自立心・共感・罪悪感・葛藤)が成長できなく、生きる選択肢が狭まり、『依存的人間』になりやすくなる。
そこでは[支配と服従]の関係しか築けなく、権力者・強者に服従・隷属し、規則ルールを絶対化し、弱者・少数者に対して支配・管理・攻撃することでしか生きて行けなくなる。

虐待された子供が成長し、大人になったら子供を虐待するようになる。
虐待→ストレス→脳(前頭前野)の破壊→生き辛さの増大→依存行動(虐待)


それは、『ピラミッド型権力支配構造』の中で、「良い子でなければならない。他者に勝たなければならない」というようなプレッシャー(同調圧力)の中で、「大人に認めてもらいたい、否定されたくない」というような不安・恐怖や欲望が増大するにともない、自分の行動を正当化しようとする防衛機制によって引き起こされる。
そこでは常に権力者の顔色ばかり伺い、ご機嫌を取ることが喜び・快感となり、将来に対する想像力や弱者への共感が失われ、自分の行動を俯瞰的に見ることができず、客観的な判断ができなくなくなる。
そこでは「“権力者を守る”こと、“組織を守る”こと」=「国家のため、国民のため、子供達のため」=『愛国心』と洗脳されてしまっている。
だから、受験エリートやスポーツ選手ほど、『依存的人間(保守的・権力志向)』になる。“規則ルール・道徳・礼儀・マナー・上下関係⋯”に拘り、それを他者に強制しようとする。
違った生き方・価値観(ゆとり・自主性・個性・平等など)を認めることができない。
そこでは、いじめ・体罰・パワハラや嘘・隠蔽・捏造が蔓延し、簡単にデマや陰謀論に騙され、一斉にみんな同じ方向へ突き進む。
ⅱ.『依存的人間』は共感能力が崩壊し、他者との適切な距離がとれない。
『ピラミッド型権力支配構造』の弱肉強食社会のストレスの中で成長していくと、自我が『良い自分』と『悪い自分』に分裂し、『良い自分』を権力者・強者・多数派に同一化する一方で、『悪い自分』を弱者・少数者・批判者に投影し、支配コントロールすることで優越感・満足感・万能感を得ようとする。
「不安・恐怖・劣等感・罪悪感・不全感」を解消しようとする『防衛機制』
ーーー(自分は正義・強い・偉い・人気者・多数派)ーーー
| 権力者・教祖・強者・人気者・多数派 |
| (服従・忠誠)Ⅱ(依存・同一化) |
| 安心感・満足感 自分 優越感・全能感 |
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(支配・管理・命令・強制)⇩(虐待・体罰・特攻・虐殺)
子ども・弱者・少数者・批判者
「国家・権力者のために命を捧げろ」
権力者・教祖・神と同一化し、規則ルールを他者に強制することで安心感・全能感・万能感
を得ようとする。→規則ルール、国旗国歌、靖国・特攻の正当化・絶対化

権力と同一化し、権力者に媚び諂い、国旗国歌や靖国や特攻を絶対化し、
他者に強制することで支配欲を満たそうとする。
そこでは、1つの価値観(競争・上下・勝敗・優劣・強弱⋯)に凝り固まり、他者への共感が崩壊し、適切な距離が保てなく、他者の行動や考えを尊重できなくなる。
そして、現実と妄想の区別がつかなくなる。
現実の自分の生活に全然関係ないのに権力者・強者・人気者・多数派・アイドルに同一化することで、まるで自分が強く、偉く、人気者になったかのように勘違いし、優越感や誇りを感じたりする一方で、『悪い自分』を投影した批判者・子供・少数者・有名人・アンチの言動に対して、まるで自分の存在が否定されたかのように感じ、被害妄想から激昂し、憎悪し、攻撃・虐待・体罰・パワハラ・誹謗中傷する。
「批判者は人を見下している。甘えている。自己中だ。ズルしている。日本を貶めようとしている。金のためにやっている。中国に媚びている。在日に違いない」など。

『ピラミッド型権力支配構造』の中で、権力者に媚びて批判者を攻撃することで
万能感・全能感を得ようとする。そこでは妄想と現実の区別がつかなくなる。
そこには「良い子でなければならない。甘えてはいけない。皆と同じでなければならない」という強迫観念(不安・恐怖)の中で、無意識に“自分の行動・価値観を正当化したい”という防衛機制が働いている。

ⅲ.『国家』との同一化 = 御用学者・ネトウヨ・カルト
それは国家に対しても同じで、認知的不協和が拡大し、自分の存在に対する不安・恐怖・劣等感が大きく 、『悪い自分(弱さ・醜さ・未熟さ)』を認識できず、自分の行動を反省できなく、「自分は間違わない。強い。正義。多数派」という“優越の錯覚”が強い人ほど、「他者が自分を攻撃しようとしている」という被害妄想が強くなり、ネトウヨ・カルトになりやすい。
→そこでは、「日本スゴイ!日本人ファースト!」を叫ぶ人ほど、排外主義、厳罰化、国旗国歌の強制、スパイ防止法、改憲などを主張する。
そして、何か問題が起こったとき「日本は悪くない、悪いのは外国のせい。外国が日本を貶めようとしている」という“他責思考”に陥り、責任を他国に転嫁しようと激しく攻撃する。⋯それは『国家』と『自分』を同一化してしまっているから。
そこでは権力と密着し、適切な距離感が保てなくなる。
【ネトウヨ】 【リベラル】
権力 権力
⬆ ↑
密着・依存・忠誠 距離・自立・批判
⬇ ↓
自分(奴隷) 自分(自立)
脳が『依存状態』に凝り固まり、客観的・俯瞰的・科学的判断が出来なくなってしまっている。そこでは、自分の行動(服従・忠誠・隷属)を正当化するために認知を歪めてしまう。→御用学者、陰謀論、歴史修正主義→「権力は正しい。悪いことはしない」」→「反対者は外国に忠誠を誓っているに違いない」
そこでは自分に都合の悪いことは見ない、いや、見えなくなる。盲目となる。そして欲望の膨張を止められなくなる。
そこでは、何者にも縛られない『自立的人間』でなければならない。『悪い自分』や『弱い自分』が認識し、反省できる人でなければ、真実は見えない。
⑬『依存の悪循環(負のスパイラル)』の構図
「過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険に陥りやすいのです」(『荒れ野の40年』ワイツゼッカー西独大統領演説(1985年5月8日))

『ピラミッド型権力支配構造』の中で、認知的不協和が拡大し、心の中の「不安・恐怖・劣等感・罪悪感⋯」が増大すると無意識のうちにそれを解消しようとする『心理的メカニズム(防衛機制)』が働き、自分の行動を正当化するために都合の悪いことが見えなくなる。
国家・権力者と同一化することで「自分は強い。優秀。正義」と錯覚すると同時に、仮想敵・悪魔(幻覚・妄想)を作り出し、「自分達を攻撃してくる」と周囲に喧伝し、攻撃することで優越感や万能感を得ようとする。
そこで自分の行動を正当化するために「奴らは劣っている。嘘つき。金のためにやっている。犯罪者。醜い。ズルしている。日本を貶めようとしている」と認知を変更する。
⋯それは、鏡に映った自分の醜い姿。
【ネトウヨ・カルト】自分を正当化しようとする『防衛機制』
········································································
↓「国家のために命を捧げる」(言っていること)
『良い自分』→理想化・同一化→『権力者・教祖・強者』
ストレス ⬇分裂・否認 攻撃・差別↘ ↖被害妄想
『悪い自分』→ 投影性同一視 →『少数者・弱者・批判者』
↑嘘・裏金・身内優遇・既得権益(やっていること)
········································································
「自分は優れている。美しい。愛国者」「反対者は劣っている。嘘つき。さもしい。野蛮。醜い。反日」と認知を変更する。(→自己愛性パーソナリティ障害、虚言癖、カルト宗教)

「自分は正しい。強者。清廉潔白。美しい」→「弱者・反対者は嘘つき。さもしい。汚い。劣っている。醜い」

弱者を「さもしい」と言う高市⇔外国人が「シカを蹴っている」と怒る高市
それは自分に自信がないから。それは心の中の不安・恐怖・劣等感の裏返し。
そこでは脳の抑制機能が低下し、葛藤や罪悪感や共感がなくなり、自分の行動(差別・ヘイト・嘘・攻撃・誹謗中傷)を止めることができなくなってしまっている。
『依存の悪循環』(負のスパイラル)
ピラミッド型権力支配構造
(管理・競争)⬇(同調圧力)
不安・恐怖・不全感・劣等感・罪悪感
(防衛機制)⇩(依存状態)
分裂・否認・投影同一視・攻撃
(ドーパミン)⇩(善悪二元論)
国家と同一化
「ヘイトスピーチ」↗ ↘ 「日本スゴイ」
排外主義 〘依存の悪循環〙 選民思想
「外人に侵略される」↖ ↙ 「歴史修正主義」
被害妄想不安を解消しようとする防衛機制
権力支配構造の絶対化(ストレス)→分裂 →国家と同一化 →日本人は優れている。【選民思想】→誰かが自分を陥れようとしている。【被害妄想】→「悪人が日本を支配しようとしている。外国人は出て行け」【排外主義・ヘイトスピーチ】→陰謀論、歴史修正主義。【ファシズム・カルト国家】→ はじめにループ(固定化)し、抜け出せない。
『依存の悪循環(負のスパイラル)』に陥ると、自分の行動を制御できなくなる。不安・被害妄想・猜疑心が暴走し、葛藤や罪悪感や共感が麻痺して反省することができない。自分の無知・無能を認めて、謝罪し、訂正することができない。
自分の行動を正当化するために、絶えず反対者・仮想敵を攻撃・誹謗中傷せずにはいられない。
そして、不安が暴走する中で、気の合う仲間内で群れを作り、自分の『ピラミッド型権力支配構造』を正当化するために規則ルールを絶対化し、社会を敵(善)と味方(悪)に分断し、批判者を次々と作り出し、攻撃・排除・粛清していく。
「国旗国歌・道徳・愛国心・靖国・特攻の強制」「歴史修正主義の台頭」「マスコミ・批判者・学者への攻撃・誹謗中傷」「少数者・外国人への差別・排除」⋯、その中で徐々に気づかない内に独裁体制が形成されて行く。
最初は軽い冗談・噂話や嘲笑が、やがて、ジェノサイドへと繋がる。
“いじめ”も最初は軽い悪ふざけだったのが、いつの間にか殺人にまで発展する。
“虐待”も最初は軽い躾のつもりだったのが、いつの間にか死にまで発展する。
“カルト宗教”も最初は緩いサークルだったのが、いつの間にかテロにまで発展する。
“SNS”も最初は最初は軽い冗談・悪戯だったのが、いつの間にか社会に重大な損害を与える。
それは国家でも、ナチスや大日本帝国(明治維新)でも同じ。


自分の行動を正当化するために敵を作り出す。
最初は小さな政治集団だったのが、次第に大きくなるに従って、小さな嘘・欺瞞・不正が段々と積み重なり、後戻りできなくなり、最終的には国家を破滅へと導いていく。
そこでは、いつの間にか『依存の悪循環(負のスパイラル)』に陥り、自分達の行動を反省し、抑制し、後戻りすることが出来なくなってしまう。
そこでは「自分たちは正しい。正義」と思い込み、「権力(日本)批判は許さない。批判者を攻撃・排除・粛清する」という空気が蔓延し、縁故主義・身内優遇・癒着・裏金が蔓延し、チェック機能が崩壊し、『支配集団』はいつの間にか焼け太り、富を山分けし、格差が拡大し、庶民が疲弊していく。
⑭『依存の悪循環(負のスパイラル)』に陥る原因は何か?—「盲目となる」原因
1:自分の『死』が怖い人(独裁者)ほど、国家と同一化し、他者に強制したがるー「死刑廃止」と「死刑存続」の対立
人は不安・恐怖・劣等感・罪悪感⋯が増大すればするほど、それを軽減しようとする防衛機制が働き、自我が分裂し、国家権力やカルト宗教と同一化し、「規則ルール・礼儀・マナー・道徳・上下関係⋯」を絶対化するとともに、それを子供・弱者・少数者に強制し、支配・差別・攻撃・誹謗中傷することで安心感・満足感・優越感・万能感⋯を得ようとする。
それは不安・恐怖を解消しようとする“依存行動”。
それは、自分の『死』が怖い人ほど、「厳罰化(死刑)」を叫び、排外主義や愛国心や「日本人ファースト」を主張し、逆に、自分の『死』を許容している人ほど「死刑廃止」を叫び、共生・協調や人権尊重・平等を主張するのに似ている。

『死』が怖い人ほど厳罰化(死刑)を叫び、排外主義や愛国心・「日本人ファースト」を主張する。逆に、『死』を許容している人ほど、死刑廃止や共生・協調や平等を主張する。
【ネトウヨ】と【リベラル】の精神構造の違い
【ネトウヨ】 【リベラル】
良い自分(生) (善) (生)良い自分
(死刑・自己責任・排除↙) ⬇ (否認) <弱←共感→強> (容認) ❘ ❘ ( \\ 共生・救済・死刑廃止)
犯罪者・弱者 ⬅ 悪い自分(死) (悪) (死)悪い自分 = 弱者・犯罪者
──────────────────────────────
「悪い自分・弱い自分・自分の死」を容認した人(リベラル)ほど死刑廃止・厚生重視・弱者救済を主張し、「悪い自分・弱い自分・自分の死」を否認した人(ネトウヨ)ほど厳罰化・死刑強化・自己責任を主張する。

「自国ファースト」を掲げ、「排外主義、厳罰化」を主張する。
そこでは、「自分は悪くない。正しい。間違わない。優れている。強い」という優越の錯覚が強まると同時に、「悪者が自分を陥れようとしている。批判者は金のためにやっている。被害者は嘘をついている」というような猜疑心や被害妄想に取り憑かれ、「反対者は死刑!殺しても構わない」自分の行動が抑制できなくなってしまう。
1つの価値観に縛られ、上のご機嫌をとることばかりに気を取られ、周りが全然見えなくなる。→盲目となる。
2:虐げられて来た人ほど、保守的・権威的・排他的になる
『ピラミッド型権力支配構造』の権威主義的な社会・組織・集団の中で、差別され、虐げられていた“マイノリティー・弱者・少数者・貧困層など”の人達が苦労して成り上がった途端に、より権威的・排他的になり、批判者を弾圧・排除し、弱者を痛めつけ、少数者を差別・虐殺しようとすることがある。
それは劣悪(過干渉・虐待・貧困・戦争など)な環境の中で必死に頑張っている内に脳の抑制機能が成長できず、共感や罪悪感や想像力が失われ、欲望の膨張を止めることができなくなり、周りの状況を冷静に俯瞰的に見れなくなっているのである。
そこでは『悪い(弱い)自分』を認めることができず、自分を客観視できず、“支配欲”が暴走し、独裁者と同一化し、緊急事態条項・スパイ防止法・軍備増強・改憲を叫び、国旗国歌や道徳や愛国心や靖国や特攻を強制しようとする。
他者を1つの価値観で縛ろうとする。⋯それは自分に自信がないから。
精神が未熟で自信がない人ほど権力者(独裁者)や国家と同一化し、客観的・俯瞰的・多角的思考ができなくなり、反対の立場になって考えることができなくなり、他者・弱者・少数者・被害者を差別・攻撃し、批判者・野党・学者・マスコミに対して誹謗中傷しようとする。
そうすることで脳の中で快感物質(ドーパミン)を放出させ、「自分は正義、強い、勝者、偉い、勝ち組、支配者」と錯覚し、承認欲求や優越欲求を満たし、優越感・万能感・安心感・満足感を得ようとしているのである。
3:『愛国心(自己肯定感・尊厳・自立心)』がない人ほど、他者に『愛国心(国の為に死ぬこと)』を強要したがる
例えば、自分に自信がなく、自己肯定感(尊厳・自立心)が弱い人ほど子供や部下に「1番でなければ意味がない。反抗・批判は許さない」と競争・忠誠・服従を強制する。
そこで権力者・強者・勝者・人気者と同一化し、「○○のようになれ! ○○を見習え! 国家のために命を捧げろ!」と強要すると同時に、「お前は何をやっても駄目な奴だ!」などと、他者を威圧・強制・蔑視・恫喝・差別・攻撃・虐待することで自分の中の劣等感を払拭し、優越感を得ようとしているのである。
逆に自分に自信がある人は「順位なんてどうでも良い。どんどん反対意見を言っても良い。批判しても良い」と言うだろう。
なぜならそのことにより、その人は多角的視点、新しい視点を手に入れることができる。
また、その意見をどんどん取り入れることで、より考えを深め、成長できる。新しいものを発見し、創造できる。
(それは技術革新だけでなく、例えば体育会系で昔は「水飲み禁止」だったのが、今は「こまめに摂るべき」と変わったように)
それと同じように、自分に愛国心や誇りがないから、他者に愛国心や誇りを強制したがる。他の意見・考えを排除したがる。
日本の歴史や文化に愛着も責任感もないから、平気で自然や文化を破壊する。森を切り倒し、海を埋め立て、国土を掘り進めようとする。平気で歴史や公文書を捏造し、隠蔽・廃棄する。他国や沖縄やアイヌの自然文化を尊重できない。権力者・強者・教祖に迎合し、媚を売ると当時に他者の批判や反対意見・少数意見に耳を傾け、反省することができない。
客観的・俯瞰的・多角的視点に立って、自分の責任を認め、失敗を認め、負けを認めて撤退することができない。
そこでは、自分の権力を正当化するためには、常に権威や神と同一化し、規則ルールを絶対化し、道徳や愛国心を強制し、不安や恐怖や憎悪を煽り、対立を煽り、社会を分断し、批判者を攻撃・誹謗中傷し、排除・粛清し続けなければならない。

神と同一化し、国家を支配しようとする。支配欲の暴走
そうして【カルト国家】(ファシズム)になっていく。
⑮『愛国心』とは何か?—権力への服従・隷属【カルト国家】
そもそも『愛国心』とは、「自分を大切にしよう」という心(自己肯定感・尊厳・自立心)から湧いてくるものであるから、「愛国心を持て」と言って強制できるものではない。
そもそも親や社会から虐げられ、存在を否定され続けた人が、「自分の命を大切にしよう。他者や生き物や自然を大切にしよう」と思うだろうか?
それに、自分に本当に『愛国心』があるならば、相手の『愛国心』も尊重できるだろう。
逆に「国の為⋯」という『依存的人間(奴隷)』ほど共感や反省能力が低く、相手の気持ちや行動を尊重できない。
自分の『ピラミッド型権力支配構造』を絶対化させるために台湾有事やウイグル問題や北朝鮮日本人拉致や外国人犯罪について強調し、不安・恐怖・憎悪を煽り、他国の脅威を煽り、靖国を賛美し、「国のために死ぬ」ことを子供に強要する。
そこでは「特攻があったから今の日本の平和繁栄がある」などと歴史を修正し、暗に「自分(権力者)のために命を捧げろ!」=「自分に従え。服従しろ!」と言っているのである。
*それは“カルト宗教”と同じ。
神・教祖・教団と同一化し、「お前は悪霊に呪われている。悪魔が攻めてくる」と信者を騙し、不安・恐怖・憎悪を煽り、「神・教祖のために命を捧げろ!たくさん献金しろ!そうすれば救われる。天国に行ける」と強制(洗脳)することで、支配欲を満たそうとする。
そして、そういう人ほど「批判者は悪魔に操られている。自分たちを陥れようとしている」とか、「信者が進んで献金した。騙される方が悪い。被害者にも責任がある」などと自分の行動を正当化しようとする。
それはマイナ保険証・五輪万博IR・辺野古埋立・リニア・原発なども同じで、それ自体は何の意味もない。
ただ、その利権に群がり、「これをすれば儲かる。便利になる。これが唯一の解決策」などと騙し、「反対者は反日。日本を貶めようとしている。中国に操られている。金のためにやっている」と憎悪を煽り、それを強行することで支配欲を満たそうとする。
そうして、自分の『ピラミッド型権力支配構造(既得権益)』を絶対化しようとする。
【ネトウヨ・カルト】と【リベラル】の精神構造の違い
【ネトウヨ・カルト】 【リベラル】
独裁者 他者
▲ ↖ ↑ ↗
敵 ← ⬛ → 敵 他者 ← 自分 → 他者
▼ ↙ ↓ ↘
自分 他者
(依存心・ピラミッド思考) (自立心・フラット思考)
忠誠・服従・支配・隷属・排除 人権尊重・対等関係・平等主義
権威主義・排外主義・軍国主義 普遍主義・共生協調・平和主義【ネトウヨ・カルト】は自分の行動(依存)を正当化し、絶対化するためには悪魔や仮想敵を作る必要がある。→権力に従わないものは敵、反日
そして、権力者や教祖は自分の『権力支配構造』を強固にするために不安や恐怖を煽る。→「悪魔が攻めてくるぞ!敵国が攻めてくるぞ!反対者は操られているスパイだ!反日だ!左翼だ!」
そして、心の中の不安や恐怖や劣等感が大きいほど、デマや陰謀論やプロパガンダに騙されやすく、操られやすく、攻撃的になる。排外主義・民族差別に走り、それが虐殺・ジェノサイドに繋がっていく。
「日本は神の国。日本スゴイ。日本は悪いことはしない」「国のため、子供達のため、国民のため⋯」と言いながら、ひたすら私利私欲、既得権益、自然破壊、縁故主義、友達優遇、権力の私物化、税金の山分けに邁進する。
そして、そういう反省できない依存的な人ほど教育に口を出したがる。道徳や愛国心を強制したがる。特攻を美化したがる。
それは自分の行動が批判され、否定され、人に見捨てられるのが怖いから。死が怖いから。
【認知的不協和理論】『ネトウヨ』と『リベラル』を分けるもの[Ⅳ]ー【防衛機制】と「善悪二元論」(社会を分断しようとする者)
⑩【防衛機制】(分裂)ー社会を分断する原因「自分の行動は正しい。反対者は悪」という思い込み
子どもの頃から『ピラミッド型管理競争社会』の狭い空間の中に閉じ込められ、虐待・体罰などの強いストレスに晒され続けると脳の抑制機能の発達が抑えられ、「自立」することが困難になる。
1つの価値観(比較・競争・学歴・地位・⋯)に凝り固まり、視野か狭くなり、生きる選択肢が狭まり、 融通が利かなくなる。その逃げることができない『ピラミッド型権力支配構造』の中で、認知的不協和が拡大していくと、それを軽減しようとする心理的圧力が強まっていく。
そして、その時に生じる苦痛・不安・恐怖を軽減しようとする無意識的な『心理的メカニズム』を【防衛機制】という。
防衛機制とは;心理学において、人が不安やストレス・葛藤などの精神的苦痛に対処するために無意識のうちに用いる心の働きや行動パターンを指します。主に精神分析学の創始者ジークムント・フロイトやその後継者たちによって体系化された。

「〜でなければならない」(理想)→不協和←(現実)「思うようにいかない」
その時に生じる苦痛や不安を軽減しようとする『心理的メカニズム』
では具体的に、どんな防衛機制が働いているのか?
心を守るための防衛としての【分裂】
【分裂】とは;自己に対する『良いイメージ』と『悪いイメージ』を別のものとして隔離すること。『良い自分』が『悪い自分』によって汚染、破壊されるという不安・恐怖を取り除くために、『悪い自分』を潜在意識の奥深くに閉じ込め、見えなくし、認識できなくすることで『良い自分』を守ろうとする。

「顕在意識」が思考を支配し、「潜在意識」が行動を支配する。

分裂させた『悪い自分』を潜在意識の倉庫に閉じ込める(否認する。見えなくする)。
例えば、幼少期に虐待を受けた子どもは、信頼するはずの親から暴力や支配を受けることで、「この人は愛してくれる存在」という認識と、「この人は自分を傷つける存在」という認識が同時に心に存在できなくなる。
この「親に愛されたい」という欲求と、「親に叩かれる」という現実との認知的不協和(矛盾・ストレス)に耐えきれず、心はそれらを「良い面/悪い面」として切り離して捉えるようになる。
これが「分裂」の根本原因。
分裂が起こると、自分や他人を「良い」か、「悪い」かといった極端な二分法でしか捉えられなくなる。それは、自分の中に『悪い部分』(叩かれる)を認めると、強い不安や恐怖や罪悪感に襲われるため、それを徹底的に切り離して「自分は悪くない。悪いのは他人だ」と感じようとする。
○良い自分(褒められている自分・成功)
⬇ 分裂(切り離す)=「潜在意識の中に閉じ込める」
✕悪い自分(叩かれている自分・失敗)➡否認(責任転嫁)・『悪い自分』を認識できなくなる。
・『悪い自分』を受け入れられなくなる。認められなくなる。
→自分の行動を認識できなくなる。→反省できない。謝罪できない。
→自分を守るためにすぐに嘘をつく、自分を批判する他者を攻撃する(責任転嫁)
→「自分は悪くない。自分の行動は正しい。悪いのは全部他者のせい」(他責思考)
本来、「自分の中に“良い部分”も、“悪い部分”もある」と受け入れ、『悪い部分』を認め、それを肯定し、対処することが成長した心(自立・抑制・共感・罪悪感・自己肯定感)のあり方だが、強いストレスの中で脳が成長できず分裂が進むと、その『悪い部分』を受け入れることができず、「悪はすべて外側にある」「自分は正しい。悪いのは全部他者」という認知になり、否認や自己正当化が習慣化してしまう。
そうして「自分を守るために現実を歪め、悪を外に追いやる」という心理防衛の結果として、嘘や責任転嫁が日常茶飯事となる。
✄🧠分裂が行き過ぎたときの症状
① 対人関係での症状
・他人を「完全に良い人」か「完全に悪い人」と極端に評価する
→「Aは良い人」尊敬・服従・溺愛⇔「Bは悪い人」憎悪・排除・虐待
・少しの不満で相手をすぐ「裏切り者」とみなし、関係が切れやすい
→尊敬していた人が自分と反対の意見を言ったために憎悪する
・他人に責任を押し付け、トラブルが絶えない
→共感・罪悪感の欠如。他責思考② 自己認知の症状
・自分の悪い面を一切認めない。
→「自分=良い」という認識を守るために、悪い面を切り捨てる
・嘘やごまかしが常態化する
→現実よりも「自分の心の中の整合性(自分は正しい)」を優先する
・常に責任を他人に押し付け、「自分は正しい」「被害者である」と思い込む
→ 「悪いのは他人」という形に分裂させることで、罪悪感を回避する
・感情のコントロールが難しく、極端に喜んだり怒ったりする③ 感情面での症状
・不安や罪悪感を強く避けようとする
・怒り・憎しみが強くなりやすい
・「安心」と「不安」が急に入れ替わるなど、情緒が不安定になる④ 精神病理レベルで現れる症状
・パーソナリティ障害(特に境界性パーソナリティ障害)でよく見られる
・現実検討力(俯瞰的視点)が弱まり、「自分は絶対に正しい」と信じ込みやすい
・被害妄想的な考えに陥ることもある🔑 まとめると、分裂が行き過ぎると「極端な白黒思考」「責任転嫁」「嘘」「対人関係の不安定さ」「情緒の不安定さ」「被害妄想」 が顕著に出やすくなります。
**(ChatGPT)によるまとめを参考に作成
そこでは、たとえ悪いことをしていても絶対に認めない、反省できない、謝罪できない、『現実』と『妄想』の区別がつかなくなり、平気で嘘をつき、常に他者に責任を擦り付けようになる。→境界性パーソナリティ障害、自己愛性パーソナリティ障害、依存症(否認の病気)、虚言癖、ネトウヨ・カルト
【分裂】と《善悪二元論》ー社会を『善』と『悪』に分断し、敵を作り出すことで自分の行動を正当化しようとする『心理的メカニズム』
物事にはすべて『良い側面』と『悪い側面』があるが、分裂が起こると、多角的・体系的に物事を見ることができなくなる。全てを「善か悪か」「1か100か」「白か黒か」でしか判断できなくなってしまう。
それは「親・権力者から認められたい。否定されたくない」という恐怖の中で、『良い(褒められる)自分=善』と『悪い(怒られる)自分=悪』に分裂させ、自分の『良い側面=善(褒められる)』しか見えなくすることによって、『悪い側面=悪(叩かれる)』によって自分が否定される不安を軽減しようとする『心理的メカニズム』から来ている。
そこでは自分の行動・価値観こそ『善』であり、それを否定する者は『悪』となる。
『ピラミッド型権力支配構造』に服従する=「褒められる。認められる」=『善』であり、『ピラミッド型権力支配構造』に反抗する=「怒られる。否定される」=『悪』となる。
そして、『良い自分(善)』を権力者・教祖・強者と同一化するとともに、その潜在意識の奥に閉じ込めた『悪い自分(悪)』を批判者・弱者・少数者・アンチに投影同一視(責任転嫁)し、差別・攻撃・誹謗中傷することで、不安を軽減しようとする。

【善悪二元論】
良い自分→(理想化・同一化)→権力者・教祖・強者・人気者[善・高市・トランプ]
⬇(分裂) ↘(攻撃・誹謗中傷・虐待) ⇧(被害妄想)
悪い自分→(投影性同一視)→反対者・弱者・少数者・アンチ[悪・立憲・バイデン]
●『優れた、正しい自分』が『劣った、醜い反対者』を差別・攻撃・ヘイト・虐待することは当然のこと。逆に、『劣った、醜い反対者』が『優れた、正しい権力者』を批判することは許さない。「日本人差別だ。日本人ヘイトだ。外国のスパイだ。選挙は不正だ」→認知の歪み・陰謀論
●そこでは権力者・アイドルは「素晴らしい、強い、美しい、聖人、何でも知っている」ように見えるのに対して、反対者・アンチは「劣っている、弱い、負け犬、醜い猿、何にも知らない、死んでも構わない」というように見える。→認知の歪み
そうして社会や人を『善』と『悪』に分断し、『善』の側に自分を一体化させることで、あたかも自分が“権力者・強者・多数派・人気者”になったかのように錯覚し、快感・安心感・優越感・全能感を得ることができる。
《善悪二元論》ー「自分の行動は善、愛国者、多数派、優れている、美しい、人気者、正直」⇔「反対者は悪、反日、少数派、劣っている、醜い、汚い、嘘つき」という思い込み
例えば学歴社会の中で、いい学校に入る為に必死に受験競争に打ち込んできた人にとって、学歴社会や受験競争を否定することは、自分がやってきた行動を否定することになる。
そうなると、「学歴社会・受験競争」=『善(勝ち組)』であり、それを否定する「ゆとり教育・個性・自主性尊重」=『悪(負け組)』となる。
同じように、体育会系で“オリンピック”や“甲子園”を目指し必死にやってきた人にとって、それを否定されることは自分の行動を否定されることと同義となり、それに批判的な人は『悪(敗者・弱い)』となる。
だから“受験エリート”や“体育会系スポーツ選手”は、その『ピラミッド型権力支配構造』を絶対化し、その組織や権力者を正当化し、守ろうとする“認知バイアス”が働き、ネトウヨ・カルトになりやすくなる。
競争管理社会のストレスの中で、いつの間にか「経済成長・都市再開発・タワマン・リニア・原発・軍備拡大・五輪万博IR推進」=「1番でなければならない」=『善』で、「自然保護・再開発反対・格差是正・CO2削減・持続可能社会・再生可能エネルギー・軍備削減」=「1番でなくても良い」=『悪』と洗脳されていて、そこでは小池百合子(善人)が圧勝し、蓮舫(悪人)が惨敗する。
そこでは、「権力者に服従する」=『善(勝者・強い・正義)』であり、「権力者を批判する」=『悪(敗者・弱い・悪魔)』と思い込まされている。
そして、『ピラミッド型権力支配構造』=「国旗国歌・靖国神社・教育勅語(権力者のために死ぬ)」=「愛国者・日本人」であり、それに反対する『批判者・リベラル・学者・日教組(権力者を批判する)』=「反日・共産主義者・日本人ではない」となる。



「自分は正義、間違わない」↔「反対者は悪、共産主義者、反日」
※それは『カルト宗教』も同じ。
『ピラミッド型管理競争社会』の中で、認知的不協和が拡大し、ストレスや不安が増大すると、それを解消しようとする防衛機制が働き、神・教祖を崇拝し、服従・同一化することで自分の存在意義・安心感を見つけようとする。
そこでは熱心にお布施をし、布教活動をすることで、組織に忠誠心を示し、教祖に認められようとする。そこでは、「自分達は正義。教祖は神に選ばれた人間。美しい、強い」=『善』と錯覚すると同時に、「批判者は悪魔。共産主義に操られている。自分達を貶めようとしている。嘘つき。醜い、弱い」=『悪』に見える。※それは独裁国家(官僚組織)でも同じ。
『全体主義・独裁体制』の中で、独裁者に認められようと必死に競争しているうちに、その行動を正当化するために「独裁者は優れた人間」と思い込むと同時に、否定的な人物に対して、「国家を陥れようとしている。外国に操られている。スパイだ」というような被害妄想に取り憑かれ、相手を口汚く攻撃・誹謗中傷しようとする。
それらは自分の依存行動を正当化し、 不安・恐怖・劣等感・罪悪感を軽減しようとする防衛機制から来ている。そこで「我国は攻撃されている。自分は国のためにやっている。自分こそ正義・愛国者。反対者は悪・反日・共産主義者」と主張することによって、自分の『ピラミッド型権力支配構造(既得権益)』を守ろうとしているのである。
そうして他者の『選択・行動・価値観⋯』を尊重できず、反対者を誹謗中傷することで、自分の行動を正当化しようとする。→投影性同一視
⑪【防衛機制】(投影性同一視)ー自分の行動を正当化するために他者を誹謗中傷しようとする『心理的メカニズム(責任転嫁)』
【投影性同一視】とは?ー『本当の自分(悪い自分)』を映す“鏡”
『ピラミッド型権力支配構造』の中でストレスが強まり、認知的不協和が拡大すると自我が『良い自分』と『悪い自分』に【分裂】してしまう。
「自分は間違う」 「自分は間違わない。正しい」
良い自分 良い自分
(認める)Ⅱ →【分裂】→ ⬇(認めない)↘攻撃・誹謗中傷
悪い自分 悪い自分 ➡ 他者に投影(責任転嫁)
[リベラル(多様性)] [ネトウヨ・カルト(画一化)]
そして、どうしても受け入れ難い『悪い自分』(失敗・誤り・弱さ・嘘・感情など)を潜在意識の奥に閉じ込め【否認】すると同時に、その『悪い自分』を他者に投影し、攻撃・差別・罵倒・誹謗中傷することで、あたかも相手に“欠点・落ち度”があるように誘導し、責任転嫁しようとする。
そうすることによって自分の心の中の後ろめたさを払拭しようとする。その防衛機制を【投影性同一視】という。
投影性同一視とは;
「投影性同一視 」は、精神分析の用語で、特にメラニー・クラインによって提唱された概念です。この用語は、主に対人関係や防衛機制を理解するために使われます。簡単に説明すると;
投影性同一視とは、自分の内面にある受け入れがたい感情や思考を、他人に「投影」し、さらにその相手にそれを「演じさせる」ように仕向ける心の働きです。具体例に;
たとえば、自分が無力さや怒りを感じているのに、それを受け入れたくない人がいます。その人が、他人に「おまえは怒っているだろ!」と責め立てたり、その人の態度を怒らせるように無意識に仕向けたりする場合、これは投影性同一視の一例です。ポイント;
・単なる「投影」よりも複雑で、相手にその感情を「引き起こさせる」側面がある。
・無意識のうちに行われる。
・対人関係での問題や治療関係 (患者と治療者)において重要な概念。

潜在意識の中に閉じ込めた『悪い自分』(負の感情・後ろめたさ)を相手に投影する。

認め難い『悪い自分』を相手に投影し、攻撃することで、優越感を得ようとする。
例えば、嘘つきほど「あいつは嘘つきだ」と言うことで、自分の嘘を否認しようとする。
さらに、心の中に不安・恐怖・罪悪感・劣等感をかかえた人ほど他者を恫喝しようとする。
パワハラ・体罰・煽り運転・クレーマー・ヘイトスピーチなど⋯、そうすることで、自分の
心の中の不安・恐怖・罪悪感・劣等感を解消し、安心感・優越感・万能感を得ようとする。
そこでは、自分の失敗や誤りを決して認めない。嘘を認めない。罪を認めない。自分の無能さ、弱さを認めない。すべて他者の責任にしようとする『心理的メカニズム』が働いている。

そこでは、『良い自分』を権力者・強者・教祖・人気者と同一化し、「自分は正しい。優れている。強い。正義。多数派。愛国者」と主張すると同時に、潜在意識の奥底に閉じ込めた『悪い自分』を弱者・少数者・批判者・アンチ・外国人に投影し、「相手が間違っている。劣っている。弱い。嘘つき。反日。左翼。共産主義者」と攻撃することで、自分の中にある劣等感や罪悪感を払拭しようとする。
そしてそこでは、客観的・俯瞰的視点が失われ、自分の行動を反省し、謝罪することができない。
そして、その自分の行動を正当化しようとする『心理的メカニズム』が、「歴史修正主義」や「陰謀論」にも繋がってくる。
【投影性同一視】は、分裂した『悪い自分(本当の自分)』を映す鏡
相手が「そう見える」ということは、実は「自分がそういう行動をしている」ということでもある。よく、相手(反対者や外国人など)を激しく攻撃・誹謗中傷している人を見て、「それは自分自身のことだろう」ということがある。
「あいつは金の為にやっている」「自分勝手だ」「嘘つきだ」「嫉妬している」「甘えている」「感情的だ」「攻撃的だ」「発狂している」「捏造だ」「印象操作だ」「差別主義者だ」「何にも知らない」など⋯それは自分の認め難い醜い行動・感情・欲望を相手に投影し、批判することで自分の行動を正当化し、自分の中の劣等感や罪悪感を解消しようとする依存行動なのである。
【分裂】と【投影性同一視】ー自分の行動(服従・隷属)の正当化ー『ネトウヨ・カルト』の精神構造
例えば、カルト宗教に洗脳され、教祖に“服従・隷属”しているカルト信者は、「批判者は悪魔に洗脳され、悪魔に操られている」ように見える。
つまり、批判者が悪魔に“服従・隷属”しているように見える。
神・教祖 悪魔
(服従)Ⅱ(隷属)→【投影性同一視】→(服従)Ⅱ(隷属)
カルト信者 (幻覚・妄想) 批判者
(奴隷) (自立者)
洗脳されたカルト信者には、批判者が悪魔に洗脳されているように見える。
→陰謀論。被害妄想。→自分達の行動を正当化。
それは、鏡に映った自分の姿(錯覚・幻覚・妄想)。
そして、国家・権力者・独裁者に“服従・隷属”しているネトウヨは「自分は正しい。中立。普通の日本人。愛国者」と言うとともに、「マスコミは偏向している。批判者は在日だ、共産主義者だ、外国に操られている」と、被害妄想から激しく攻撃する。

権力に服従・隷属しているネトウヨは、批判者が外国に服従・隷属しているように見える(幻覚・妄想)。そして、「あいつは外国に媚びている」とレッテルを貼り、誹謗中傷することで自分の行動を正当化しようとする。
⋯同じく、それは鏡に映った自分の姿(錯覚・幻覚・妄想)。
権力者(米国) 中国
(服従)Ⅱ(隷属)→【投影性同一視】→(服従)Ⅱ(隷属)
ネトウヨ (幻覚・妄想) 批判者
(奴隷) (自立者)
米国(トランプ)・独裁者と同一化し、服従し、媚びている人(奴隷)ほど、その自分の行動を批判されると「自分は普通の日本人。愛国者」「反対者は中国に媚びている。洗脳されている。日本を貶めようとしている」と言って激しく攻撃・誹謗中傷する。
→それが【投影性同一視】(『本当の自分』を映す鏡)
ストレスの中で脳の抑制機能(自立心)が発達できなく、誰かに依存・隷属してしか生きられない未熟な人(ネトウヨ・奴隷)ほど『現実』と『妄想』の区別がつかず、「被害妄想」に取り憑かれ、誰か(弱者)を攻撃せずにはいられない。
(その証拠に、SNSやヤフコメなど、ネトウヨの短絡的・攻撃的な文言や陰謀論で埋め尽くされる。「権力者は悪くない。すべて批判者が悪い。マスコミが悪い。中国が悪い」となる)
それは、権力者に「認められたい。否定されたくない」という不安が増大する中で、それを軽減しようとする防衛機制(分裂)によって引き起こされる依存行動。
・体育会系(部活・企業)のいじめ、しごき、体罰、⋯
・軍隊でのパワハラ、セクハラ、捕虜虐待、住民虐殺、⋯
・ネトウヨ・カルトの民族差別、少数者差別、被害者バッシング、ヘイトスピーチ⋯そこでは、『ピラミッド型権力支配構造』の中で、規則ルールを絶対化し、それを盾に「自分は正しい。絶対に間違わない」と思い込むとともに、「権力者のために働き、命を捧げることが正義」という使命感のもと、潜在意識の中に押し込めた不安・劣等感・罪悪感を子供・弱者・少数者・反対者・敵兵に投影し、攻撃・支配・誹謗中傷・虐待・虐殺することで万能感や全能感を得ようとしているのである。
本来、脳の抑制機能が発達した『自立した人間』(自責思考・フラット思考・メタ認知)ならば、「自分は良いこともするが、ときには悪いこともする」「自分は正しいこともあるが、間違うこともある」「一歩間違えれば、犯罪者にもなり得る」と考えるものである。
それと同じように「他者も良いところもあるが、悪いところもある」「日本人にも良い人もいるが、悪い人もいる」「外国人にも良い人もいるが、悪い人もいる」「日本は良いこともするが、悪いこともする」「日本には素晴らしい所もあるが、悪い所もある」⋯と考えて、客観的・俯瞰的視点に立って、悪いことを反省し、良くなるように、そして、「他者はどうしてこんな行動をとっているのか」を考え、相手の生き方を尊重し、反対意見を取り入れ、皆が生きやすいように社会を変えて行こうとするものである。
しかし、意識が分裂し、脳の抑制機能が壊れ、善悪二元論・白黒思考に陥った『ネトウヨ』は、それができない。
「自分の行動は正しい。反対者は間違っている。弱者・少数者は嘘つき」「日本人は優秀。悪いことはしない。○○人は劣っている。野蛮。ズルばかりする」と決めつけ「反対者は、日本人ではない。反日だ。共産主義者だ。スパイだ」「悪は殺しても構わない」と認知を歪め、誹謗中傷する。
そして、心の中の不安・恐怖・劣等感・罪悪感が大きいほど規則ルールを絶対化し、それを人に強制しようとするとともに、それに反対しようとする人に対して攻撃的になる。
国家・権力者・強者と同一化し、客観視・俯瞰的視点や共感・罪悪感・反省能力がなくなってしまった人(ネトウヨ)たちが、「日本スゴイ。日本は神の国。日本は決して悪いことはしない。日本人は優秀な民族。虐殺はなかった。強制連行・強制労働はなかった。⋯」と歴史を否認するとともに、自分の後ろめたい行動・感情・劣等感・罪悪感を敵・外国人・中国韓国に投影し攻撃・誹謗中傷することで安心感や全能感を手に入れようとする。
そこでは、「日本は悪いことをした。反省するべき」という共感・罪悪感・自省心が強い人(リベラル派)に対して、「日本人ではない。在日だ。中国に媚びている」と言うとともに、「自虐史観だ!日本人ヘイトだ!中国のスパイだ!」と攻撃・誹謗中傷することで、「自分=愛国者=善」「批判者=反日=悪」とレッテルを貼ることで自分を正当化しようとする。


人は自分の行動・感情・信念・思考を肯定し、正当化してくれる指導者・政党を支持し、反対に自分の行動を否定してくる指導者・政党を攻撃・非難・誹謗中傷する。
そこでは、「自分の感情・行動・信念」=『善』⇔「反対の感情・行動・信念」=『悪』となり、それを正当化するために簡単にデマや陰謀論やプロパガンダに騙される。


【認知的不協和理論】『ネトウヨ』と『リベラル』を分けるもの[Ⅲ]ー『ネトウヨ・カルト』が生まれる心理的メカニズムー『脳の依存状態(洗脳状態)』になる仕組み
⑧【ネトウヨ・カルト】が生まれる『心理的メカニズム』ー『脳の依存状態(洗脳状態)』になる仕組み
『サイコパス』の特徴として
『サイコパス』の特徴(ChatGPT)
1:良心の欠如:罪悪感や後悔をほとんど感じない。自分の行動が他人に与える影響に無関心。
2:共感の欠如:他人の感情を理解したり、共感したりすることが困難。
3:表面的な魅力:非常に魅力的で話し上手、一見するとカリスマ性があるように見える。
4:慢性的な嘘つき:平気で嘘をつき、うまくごまかす能力が高い。
5:責任感の欠如:自分の過ちや問題を他人のせいにする傾向がある。
6:衝動的:計画性がなく、その場の感情や欲望に従って行動する。
7:冷酷さと操作的な行動:他人を利用することにためらいがなく、感情的に冷たい。
8:犯罪行動との関連性:一部のサイコパスは反社会的な行動や犯罪に手を染めることがある
というのがある。
・共感・罪悪感の欠如
・すぐ嘘をつく
・他責思考
⋯
それは前章で見たように『前頭前野』の機能低下によってもたらされる。
その生まれる仕組みについて考察する。
◉その1.『ピラミッド型権力支配構造』の絶対化ー『脳の依存状態(洗脳状態)』になる仕組み
受験競争や体育会系、あるいは軍隊や企業や官僚機構などのような『ピラミッド型権力支配構造』の中で、「競争に勝たなければならない。負けたらいけない」というような社会的・精神的・物理的圧力の中で、ひたすら上を目指し、 「勝った!、負けた⋯」と繰り返していく内に、いつの間にかその『ピラミッド型権力支配構造』を絶対化するようになる。

そこでは、
①「権力者に認められること」(承認欲求)
②「他者に勝つこと、人の上に立つこと」(優越欲求)
が生きる目的・喜び・快感となる。
そして、その欲求が強ければ強いほど、『ピラミッド型権力支配構造』を絶対化しようとする。
そこでは、権力者の命令は絶対であり、他者との「競争・勝敗・順位・強弱・優劣・上下・⋯」が価値の全てとなり、規則ルールや道徳・習慣・学歴などの《共同幻想》を絶対化し、それを他者に強要し、敗者・弱者・少数者・批判者を嘲笑・差別・攻撃・排除しようとする。



上に向かって必死に頑張っていくうちに、自分の行動を抑制できなくなる。
それは、上に向かって必死に競争している内に、いつの間にか視野が狭くなり、他に生きる選択肢がなくなり、それを正当化しようとする余り、自分を客観的・俯瞰的に見れなくなり、相手の立場や考えを尊重することができなくなってしまっているのである。
洗脳とは依存先・選択肢を狭めていくこと
【ネトウヨ・集団主義】 【リベラル・個人主義】
(カルト宗教・ファシズム) 選択肢 選択肢
選択肢 ↖ ↑ ↗
(忠誠)⬆ 〈〈 洗脳状態〈〈 選択肢 ← 自分 → 選択肢
自分 ↙ ↓ ↘
「〜でなければならない」 選択肢 選択肢
生きる選択肢が少ない 選択肢がいっぱいある
そして、それは脳が『依存状態(洗脳状態)』になってしまっているのである。



*脳が『依存状態(洗脳状態)』になる仕組み
①『ピラミッド型権力支配構造』の中で上に向かって必死に競争し、
②「勝った」「負けた」を繰り返し頑張っている内に、
③いつの間にか脳が『依存状態(洗脳状態)』になる。
→『前頭前野(理性・抑制)』の機能低下と『大脳辺縁系(本能・感情・報酬系)』の暴走
そこでは、その『ピラミッド型権力支配構造』と同一化してしまい、「自分の行動・選択は正しい。自分は強者、勝者、多数派=『善』」と思い込み、「批判者、敗者、少数派は『悪』」というような二項対立・善悪二元論に陥ってしまう。
「1番でなければ意味がない。負けたら生きる価値がない」と思い込み、自分の存在に対する不安や恐怖やストレスが増大する中で、自分の行動を批判する人に対して激しく憎悪し、攻撃するようようになる。
それは、“ギャンブル・酒・いじめ・虐待・SNS・痴漢・ストーカー・クレーマー・煽り運転・万引き・自傷行為・仕事中毒など”と同じで、その根底にはストレスなどによる脳の神経伝達物質のバランスの異常による「前頭前野の機能低下」と、「扁桃体の活性化」に伴う不安・恐怖の暴走がある。


その不安・恐怖・劣等感・罪悪感・ストレスが増大する中で、快感・優越感・万能感(ドーパミン放出)を求めて無意識の内に行動を起こし、1度その 『報酬系の回路』が出来上がると、その“快感”を求めて「やめたくても、やめられない」状態になり、自分の行動を制御・抑制できなくなっている。
◉その2.『脳の依存状態(洗脳状態)』と「被害妄想」ー『依存行動』の正当化
“依存症”は『ドーパミン』が大きく関係していると言われている。
『ドーパミン』は快感・優越感をもたらす神経伝達物質で、ストレスが増大し、不安・恐怖・苦痛が暴走する中で、依存行動をすることでドーパミンを分泌させ、快感・優越感を得ようと身体が無意識の内に動いてしまうのである。
それと同時に『ドーパミン』が過剰になると“妄想・幻覚”が酷くなることが知られている。

つまり、不安・恐怖・苦痛・ストレスが増大すると、それを軽減しようとする心理的メカニズムが働き、何か大きなものに「依存・同一化」するとともに、その依存行動を正当化するために、心の中の不安・恐怖を投影した幻覚・妄想を作り出す。
悪魔や仮想敵を作り出すことで、自分の感情や行動・選択を正当化しようとする。
例えば、
●カルト宗教は「悪魔(敵)が自分達を陥れようとしている」(妄想・幻覚)と言って、自分達の行動(教祖への服従・隷属)を正当化し、信者から献金を巻き上げようとする。
●煽り運転を繰り返す人は「相手が先に煽ってきた」と言う。
●体罰・虐待を繰り返す人は「相手が先に攻撃してきた。自分は被害者だ」と言う。
●たいていの差別主義者は「自分は差別されている。アイツらはズルしている」と言って差別を正当化する。
●権力者(独裁者)は「批判者は国を貶めようとしている。敵国のスパイだ」と言って権力支配構造(既得権益・不正)を正当化しようとする。
つまり、『依存行動』と「被害妄想」は表裏一体の関係にあり、それは“扁桃体の過活動”と“前頭前野の機能低下”と“報酬系の暴走(ドーパミン過剰分泌)”と関係がある。
そして同時に、そういう人は「自分は優れている。自分は間違っていない。自分は正しい」と言って、決して自分の否を認めることはない。→優越の錯覚
◉その3.『脳の依存状態(洗脳状態)』と「優越の錯覚(万能感・全能感)」ー《ダニング=クルーガー効果》
また、『ドーパミン』は「優越の錯覚」とも関係している。
自分は平均より優れていると思う「優越の錯覚」は『前部帯状回』と『線条体』の“機能的結合”の度合いとは、負の相関関係にある。そして、この機能的結合は線条体のドーパミン受容体密度に依存している。
・受容体密度が低い、機能的結合が弱い →《優越の錯覚は強い》
・受容体密度が高い、機能的結合が強い →《優越の錯覚は弱い》※(なお、ドーパミン放出量と受容体結合能は反比例し、ドーパミン放出量が多いとドーパミン受容体密度が低い。ドーパミン放出量が少ないとドーパミン受容体密度が高い。また、ドーパミンが多量に放出されることで受容体密度が低下し、ドーパミンが枯渇することで受容体密度が増加するなど後天的に変化する)

そのことは、前頭前野の抑制機能が低下し、大脳辺縁系が暴走し、脳が『依存状態』になると報酬系のドーパミン放出量が増加し、「葛藤・罪悪感」が無くなり、「優越の錯覚」が強くなることを意味している。
葛藤・罪悪感 ⇔ 優越の錯覚
・葛藤・罪悪感(前頭前野の抑制機能)が強いと、優越の錯覚は弱い
・葛藤・罪悪感(前頭前野の抑制機能)が弱いと、優越の錯覚が強い
それは『ピラミッド型権力支配構造』を絶対化し、神や国家や権力者と同一化することで、あたかも自分が強く、偉くなったかのように錯覚するのである。

そして「自分は正しい。間違わない。優秀」と思い込むと同時に、「反対者は間違っている。劣っている」と思い込む。
ダニング=クルーガー効果(Dunning–Kruger effect)とは、能力が低い人ほど自分の能力を過大評価し、逆に能力が高い人ほど自分を過小評価するという心理的な傾向を指します。
🧠 概要
・1999年にアメリカの心理学者 デイヴィッド・ダニング と ジャスティン・クルーガー が発表。
・自分の能力を正確に評価するには、ある程度の知識やスキルが必要ですが、能力が低い人はその知識自体が欠けているため、自分の未熟さに気づけないという矛盾が起こります。💬具体例
・新人が「もうこの仕事は完璧に理解した!」と言ってミスを繰り返す。
・SNSで少し勉強しただけの人が「専門家より自分の方が分かっている」と主張する。
・経験豊富な人ほど「まだ学ぶことが多い」と謙虚に感じる。🧠 ダニング=クルーガー効果と脳の関係
前頭前野(内側前頭前野・背外側前頭前野):計画・判断・自己評価・メタ認知を司る。
→ 能力が低い人ではこの領域の活動が未熟または過小で、「自分のミス」に気づけない。自分を客観視する力が弱い。前帯状皮質:エラー検出・葛藤の感知
→ 知識が浅い人ほどエラー検出が働きにくく、「自分は正しい」と思い込みやすい。熟達者では逆に強く働き、自己修正が可能。扁桃体:感情・防衛反応
→ 自信を脅かされると不安や恥の感情を生じるため、これを避けようと「自分は正しい」と思い込む防衛が働く。側頭葉(特に上側頭溝):他者の視点理解・社会的認知
→ 他人の能力や意見を客観的に見る力が弱いと、相対的な自己評価を誤る。報酬系(線条体・ドーパミン系):達成感・快感の制御
→ 自分の正しさを信じるとドーパミンが出て快感を得るため、「過信」を強化する。学習の誤報酬ループが生じる。●まとめ:脳内プロセスの流れ(簡略図)
①知識・スキル不足↓
②前頭前野のメタ認知機能が未熟↓
③前帯状皮質の葛藤が弱く、エラーを検出できず↓
④「自分は正しい」と思い込む↓
⑤ドーパミン報酬で自信が強化される↓
⑥ダニング=クルーガー効果の固定化
参考)
・統合失調症になると、いろいろなことが「わかり」始める。なんでもかんでも「わかって」しまう。
・そしてあらゆることがわかり始めるので万能感が増す。全能感があり、他人を見下すようになる。
・他人を見下すというレベルではない。他人が、知能の劣った存在・脳の回転が異様に遅い存在・猿のように見えてくる。会話不能な存在のような感じだ。
・自分が統合失調症にかかっていたときは「お前らの方が全員支離滅裂で統合失調症だ」と思っていた。
〜「統合失調症の感覚を説明する」より(抜粋)〜
◉まとめ.【ネトウヨ・カルト】が生まれる仕組みー不安・恐怖・不全感・劣等感・罪悪感…を解消しようとする防衛本能
現在の一般的な知見によると、残酷な犯罪を起こしたサイコパスは「前頭前野の機能低下」とともに、「扁桃体が小さく、活動が低下し、そのために不安や恐怖に対して鈍感で、共感や罪悪感が乏しい」とされている。

それに対して『ネトウヨ』は、その行動を心理学的に分析すると「前頭前野の機能低下」と「扁桃体の過活動」から来ていると見ることができる。(仮説)

そこでは、自分の感情を制御できず、被害妄想に取り憑かれ、デマや陰謀論にすぐ騙され、短絡的にそれに飛び付き、集団を作り、他者を攻撃・排除しようとする。
善悪二元論に陥り、「日本は悪くない。日本スゴイ。他国が日本を貶めようとしている」と思い込み、『自民族中心主義』や『陰謀論』や『歴史修正主義』を主張する。
それは【認知的不協和理論】で言うところの、「自分の感情を正当化するための行動」だと見ることができる。

そして、〘脳の依存状態(洗脳状態)〙と〘「国家と同一化」+「優越の錯覚」+「被害妄想」〙は相関関係にあり、「不安や恐怖」が増大すればするほど、
その1.【国家と同一化(愛国心)】「国のために死ぬ」が強くなり、
その2.【優越の錯覚(選民意識)】「自分は間違わない」が強くなり、
その3.【被害妄想(陰謀論)】「批判者は自分を陥れようとしている」が強くなる。
と“仮定”できる。
『ネトウヨ・カルト』の脳内
国家・権力者と同一化(愛国心)
「国のために死ぬことが自分の使命」
(差別主義) ↗ 相関関係 ↖ (排外主義)
少数者 ⬅ /(ドーパミン・依存状態)\ ➡ 仮想敵
(劣等) ↙ 扁桃体「不安・恐怖」の暴走 ↘ (野蛮)
優越の錯覚 ← ー ー ー ー ー ー → 被害妄想
「日本は優秀。間違わない」 「中国が日本を侵略してくる」前頭前野の抑制機能が低下し、扁桃体(不安・恐怖)が暴走すると、
客観的・俯瞰的視点が失われ、葛藤や共感や罪悪感が無くなる。
そして、それは「心の中の不安・恐怖・不全感・劣等感・罪悪感・ストレスを解消し、自分の依存行動を正当化したい」という防衛本能から来ている。


⑨『ネトウヨ・カルト・御用学者』の【精神構造】ー共感・罪悪感・葛藤の欠如と客観的・俯瞰的視点の喪失
そうして、脳が『依存状態(洗脳状態)』になっていくと、客観的・俯瞰的視点が失われ、論理的・体系的・多角的・科学的思考ができなくなる。
『ピラミッド型権力支配構造』の中で「権力者に認められたい。人の上に立ちたい」と必死に上に向かって競争しているうちに、いつしか、その自分の行動を正当化しようとする『認知バイアス』が働き、そこでは自分の保身と、その『ピラミッド型権力支配構造』を守ることが全てとなる。
そこでは「“権力者=自分”は優れている。間違わない」という『優越の錯覚』と、「他者が自分達を攻撃してくる」という『被害妄想』が強くなる。
そして、その自分の行動を正当化しようとする防衛本能から、「その権力者は間違っている」と批判する人たちに対して、あたかも自分の存在を否定されたかのように感じ、激しく攻撃・差別・誹謗中傷しようとする。
(例;水俣病における御用学者→「工場排水が原因でない。企業や政府や権力者には責任がない。貧乏人が腐った魚を食べたためだ。被害者は金のために嘘をついている。批判者は外国に操られている」)

自分の存在を正当化しようとするあまり、客観的・俯瞰的視点や科学的思考が失われる
そこでは、思考が「敵か味方か、善か悪か、1か100か」の二項対立に陥り、
「自分の行動を肯定する者」=『善』⇔「自分の行動を否定する者」=『悪』
「権力支配構造を守る者」=『善』⇔「権力支配構造を批判する者」=『悪』
「権力者・教祖に服従する者」=『善』⇔「権力者・教祖を批判する者」=『悪』
・・・・・・
となる。
そこでは、自分の依存行動(支配と服従)を正当化しようとするあまり、一面的にしか物事を見ることができなくなる。都合の良いことばかり見て、都合の悪いことは見ない。→『確証バイアス』


確証バイアス
そしてその感情・行動・選択を正当化しようとする余り、デマや陰謀論に短絡的に飛びつき、拡散させようとする。平気で嘘をつき、他者に責任転嫁しようとする。
そして、それは前頭前野(共感・葛藤・罪悪感など)の発達具合によってもたらされ、さらにそれが政治的スタンスの違いとなって表れてくる。


それが公害や沖縄問題への対応の違い、また、在日や難民・移民の人たちに対する対応の違い、さらにそれが『阪神淡路大震災の村山富市内閣』や『東日本大震災の菅直人内閣』の復興対策・対応に対して、『能登半島地震の岸田文雄内閣・馳浩県知事』の復興対策・対応の違いとなって表れてくる。
そこでは、
○「いかに権力支配構造(権力者)を守るか。」(他責思考、ピラミッド思考、ネトウヨ・カルト、依存・忠誠・排除)
↕(対立)
●「いかに弱者・被害者や被災者の立場に立って働くか」(自責思考、フラット思考、リベラル、自立・共生・協調)
の違い(対立)となって表れてくる。
⑩『リベラル』と『ネトウヨ・カルト』の【脳の構造】の違いによる行動の違い
*『リベラル』の行動原理
前頭前野の活動が高いと「自責思考」が強まり、弱者のために働こうとする。→反権力

共感や罪悪感が大きく自責思考が強い人ほど、人と協力したり、弱者を助けようとする。→共生・協調。平和主義。憲法第9条。護憲。自然保護。

自責思考が強い人ほど、弱者の立場に立とうとする→反権力・反差別。

このままでは地球が壊れる→人間は行動を変えるべき→競争社会の否定

グレタさんは「前頭前野過活動型」(自責思考・フラット思考型)で、自立心・共感・罪悪感・葛藤が強い。そのために、その対極にある「独裁型サイコパス」や「感情的ポピュリズム(ネトウヨ)」(他責思考・ピラミッド思考型)と対立し、攻撃を受けやすい。
リベラル派は『前頭前野』が過活動(自責思考・フラット思考)で、自立心・共感・使命感・葛藤・罪悪感が強く、不正や矛盾や嘘を嫌い、俯瞰的・世界的・地球的視点に立って真実を追求しようとする。
そして、差別や不平等を嫌い、いかに弱者のため、少数者のため、社会のため、被害者のために働けるのか、いかに『権力支配構造』を改革できるかを追求しようとする。→反権力
そこで自分の生きる喜び=『存在意義』を見つけようとする。(→認知的不協和の解消)
*『ネトウヨ・カルト』の行動原理
前頭前野の抑制機能が低下し、扁桃体が過敏になると「他責思考」に陥り、反対者・弱者・少数者を攻撃・排除しようとする。→権力志向
それに対してネトウヨ・カルトは扁桃体が過敏で、自分の存在に対する不安・恐怖から“権力者に気に入られること”が全てとなり、権力者に“媚を売る”と同時に、反対者・被害者・少数者・弱者に対して、より過激に“攻撃・誹謗中傷・差別”することで、仲間に自分の『存在価値』を誇示しようとする。
そこでは“強者・権力者・教祖・独裁者”と同一化し、『群れ』を作り、“弱者・少数者・批判者・被害者”を差別・攻撃することで、あたかも自分が“強者・多数派”になったように錯覚し、気持ちが良くなっている。(→認知的不協和の解消)

前頭前野の抑制機能が低下し、扁桃体(不安や恐怖)が暴走すると、それを解消するために国家と同一化し、『群れ』を作り、少数者を差別・攻撃・排除することで万能感・全能感を得ようとする。

『依存状態』が強くなると周りが見えなくなる。デマや陰謀論に簡単に騙され、「自分達は正義」「自分達は攻撃されている」という思い込みが強くなり、攻撃的になる。

そして、人は自分と同じ感情で、同じ行動をとる人とグループを作ることで安心感を得ようとする。

「自分達は正しい。反日から攻撃されている」
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しかし、残念ながら、どんなに弱者・少数者・批判者・反対者・外国人を差別・攻撃・排除しても、潜在意識の中の不安・恐怖・苦痛・不全感・劣等感・罪悪感⋯は収まることはない。
自分の置かれている状況(抑圧・ストレス・鬱屈・生きづらさ)は改善することはない。
どんなにいい大学に入っても、馬車馬のように働き続けてカネを稼いでも、高級ブランドを身に纏っても、高級車を乗り回しても、たくさんの異性にモテたとしても、決して心は豊かにならない。満足できない。
どんなに薬を飲み続けても、どんなに弱者を“いじめ・虐待・パワハラ・誹謗中傷”しても、どんなに批判者や外国人を追い出しても心の中の不安・恐怖は収まることはない。
どんなに都市開発し、森を切り倒し、海を埋め立て、タワマンだらけになっても、地方の隅々まで新幹線が通っても、リニアが開通しても、原発再稼働しても、財政拡大させても、老人が全部いなくなっても決して日本は豊かにならないし、心が満足することはない。
同じように、例えばロシアや中国・北朝鮮や大日本帝国のように、どんなに軍備増強し、核武装しても決して安心することはない。むしろ、そこでは強迫観念に取り憑かれ、『負のスパイラル(依存の悪循環)』に陥り、心の中の不安・恐怖(被害妄想・猜疑心)は膨張し続け、常に誰かを攻撃し、破壊し続けなければならない。
(それは、もはや『心の病気(依存症、自己愛性パーソナリティ障害)』だから、それを治さない限り止まることはない)
そこでは無意識に『悪い自分』を投影した生贄・仮想敵を作り出し、攻撃・誹謗中傷することで、心の中の不安・恐怖を軽減し、安心感・優越感・全能感を得ようとする『心理的メカニズム』が働いている。→【防衛機制】
【認知的不協和理論】『ネトウヨ』と『リベラル』を分けるもの[Ⅱ]ー「他責思考」/「自責思考」の違いと【脳の構造】の関係—『ネトウヨ』は なぜ嘘をつくのか?
⑤『個人差』が生まれる仕組み【脳の構造】ー「他責思考」と「自責思考」の違い
【認知的不協和】が拡大したとき、それを解消するためにどう行動するか?
そこには、大きく2つに分かれる。
例えば自分の行動(不正・誤り)を批判されたとき、
①.「自分は間違っていない」と今までの行動を正当化し、批判者を「自分を陥れようとしている」と攻撃し、他者に責任転嫁しようとする。(他責思考・行動の正当化)
②.「自分は間違っていた」と今までの自分の行動を反省し、批判を受け入れ、新しい考えを取り入れ、行動をより良い方向へ変えようとする。(自責思考・行動の改善)
そこで、人それぞれに『個人差・個性』が出てくる。
自分のミスや責任を認め謝罪する人もいれば、それを認めず他者に責任を押し付けようと嘘ばかり付く人もいる。
新たに入ってきた(違う文化や価値観を持った)外国人と共生を目指し、協調していこうとする人もいれば、外国人を犯罪者だと決め付け、排除しようとする人もいる。
そして、その分かれる原因として、【脳の構造】が大いに関係している。
【認知的不協和】と『脳の構造』の関係
ⅰ:認知的不協和が大きいほど、《前部帯状回》や《背外側前頭前野》の活動が高まる。
《前部帯状回》や《背外側前頭前野》という脳部位は、知覚上の競合・葛藤や痛みの監視、及びその解決に関連していて、認知的不協和においてもこれらの脳部位が重要な役割を果たしている。
そして、自分が好きなのに、手に入らなかったものに対して《線条体》(好み)の活動が減少する。→例えば、それまで好きだった人が嫌いになる。恋人に振られた途端に憎悪する。それまで尊敬していた人が自分と反対の行動をとったために軽蔑し、嫌悪するようになる。(認知が変わる)
そのように認知的不協和が発生し、それを低減させるために「認知を変更させる」とき、《前部帯状回》や《背外側前頭前野》が重要な役割を果たしている。

ⅱ:“妬み”の感情には《前部帯状回》が関連している。
“妬み”は、「他人の優れたもの・特性」と「現実の自分」との認知的不協和による劣等感を伴う心の痛みで、それには《前部帯状回》が関与している。
そして、妬みに関連する《前部帯状回》の活動が高い人ほど、他人の不幸に対して《線条体》が強く反応する。→"他人の不幸は蜜の味"と感じやすい。
認知的不協和が大きく、心に痛み(妬みや劣等感)を抱えた人は、その心の痛みを軽減するために、他人の不幸を喜んだり、不幸そのものを引き起こそうと、非道徳・非建設的な行動を取る場合があり、時には犯罪につながるケースもある。

ⅲ:《背外側前頭前野》が、相手の期待を裏切る程度である“罪悪感”に関与していて、その“罪悪感”が人の協力行動に強く影響を与える。
“罪悪感”は、「他者や社会の期待」と「自分の現実の行動」との認知的不協和からきていて、それを低減するために、人と協力(人助け)しようとする。
“罪悪感”は、他者や社会の期待と、自分の仮定の行動で生じる結果との差であり、相手の意図に基づく将来に対する動的なシミュレーション能力です。その表現が高次認知機能の中枢である《前頭前野》に存在する一方、他者との相対的な結果を示す“不平等”に対する表現は、原始的な脳である皮質下の《扁桃体》と《側坐核》に見られました。
“罪悪感”に基づく協力行動が増加するのに対し、“不平等”に基づく協力行動は変化せず、《右前頭前野》の脳活動が示す“罪悪感”と協力行動の間の因果関係が示された。
つまり、罪悪感を強く感じる人ほど、それを軽減するために他者と協力(人助け)しようとする。そしてその罪悪感の大きさは《背外側前頭前野》の発達具合によってもたらされる。


ⅳ:サイコパス傾向の高い人ほど、嘘をついているときの《前部帯状回》の活動が低い。
「サイコパス」は、良心の呵責や罪悪感、共感性の欠如といった特徴があり、ためらうことなく半ば自動的に嘘をついてしまう傾向があり、その背景に《前部帯状回》の活動低下がある。→短絡的、他責思考、デマや陰謀論に騙されやすい。
ⅴ:正直者と嘘つきの個人差は、《背外側前頭前野》の活動の違いが影響している。
《側坐核》と呼ばれる脳領域の活動が高い人ほど、嘘をつく割合が高い。側坐核の活動が高い人ほど、嘘をつかずに正直な振る舞いをする際に、《背外側前頭前野》と呼ばれる領域の活動が高い。→葛藤が強い、自責思考、デマや陰謀論に騙されない。

以上のことから、まとめると
【認知的不協和】が拡大したとき、思い通りにいかないとき、失敗やミスや不正を犯したとき、そのときに生じる『不快感・苦痛・嫉妬・不安・罪悪感・劣等感など』をどうやって解消しようとするのか?⋯⋯そこには個人差がある。
実は、それが「保守派」と「リベラル派」に分かれる原因ともなる。
そして、そこには【脳の構造】ー特に、葛藤や罪悪感などに関わる《前頭前野》と感情や本能に関わる《大脳辺縁系》の構造(働き)の違いが大きく影響している。
【脳の構造】と「他責思考」「自責思考」を分ける分岐点
【認知的不協和(矛盾)】を脳が検知したとき、それを軽減するのために何が起こっているのか?
AI検索を使いまとめてみた。(脳の構造は複雑で、また未解明の部分が多いため、あくまでも傾向として見てください)
脳部位の主な役割 → 認知的不協和との関係
- 前帯状皮質(ACC)矛盾や葛藤を検出する「エラー警報装置」 →「自分の考えと行動が食い違っている」と感じた瞬間に強く活動する
- 前頭前野(PFC)理性・判断・合理化・自己正当化 → 不協和を“言い訳”や“再解釈”によって解消しようとする
- 島皮質(insula)不快・嫌悪・身体的違和感 → 認知的不協和による「胸のムズムズ感」や「落ち着かなさ」を感じる
- 側坐核(nucleus accumbens)報酬系・快感の制御 → 不協和を解消できたときに「安心」「快感」が生じる
- 扁桃体(amygdala)恐怖・怒り・防衛反応 → 不協和に対する不安や自己防衛的反応を強める場合がある
【認知的不協和の脳回路】
- 矛盾(思考・行動のズレ)が発生 ↓
- [前帯状皮質]がエラーを検知 ↓
- [島皮質][扁桃体]が不安や恐怖や不快感を生む ↓
- [前頭前野]が合理化や再解釈で処理 ↓
(「他責思考」or「自責思考」に分かれる)- [側坐核][線条体]が快感・安堵を与える
補足説明
そこでは、不快や不安や罪悪感を解消するために[前頭前野]の働きが重要になってきて、そこが「他責思考」と「自責思考」に分かれる分岐点となっている。

つまり[他責思考/自責思考]の違いは、前頭前野の活動(過敏 or 鈍麻)の違いから生まれる。
前頭前野の過活動・過敏すぎると、自己反芻・過剰内省・自責思考の固定化が起こる。結果「自分のどこが悪かったのか?」「もっと別の選択があったのでは?」という思考のループ(反芻)が生じる。
まとめ(思考傾向→主導する脳部位→主な感情→行動のパターン)
●【他責思考型】刺激 → 扁桃体で即反応 → 怒り・恐怖 → 他者批判・自己防衛・否認
[他責思考は、主に自己防衛本能や感情制御の脳領域に起因します。脳の中で次のような領域が関係しています]
◎扁桃体:恐怖や不安などの原始的な情動反応を司る部分で、失敗や批判を受けた際の「防衛的反応」がここで発生します。他責思考の人はこの扁桃体の反応が強く、自分を守るために無意識に責任を外に転嫁しやすい傾向があります。
◎前頭前皮質:感情を抑え、論理的に状況を判断する領域です。この働きが弱いと、思考が主観的・衝動的になり、他人のせいにしやすくなります。認知バイアスの歪み(「自分は悪くない」と解釈する傾向)もこの領域の調整機能と関係しています。
◎脳内報酬系(線条体や側坐核など):他人を批判すると一時的に「自分の正当性」を感じる報酬反応が起きることがあります。これが、他責思考を強化する一因にもなります。
●【自責思考型】刺激 → 前頭前野で分析 → 感情を抑制・反省 → 行動修正
[自責思考は、内省的・反省的な脳活動によって特徴づけられます]
◎内側前頭前皮質と前帯状皮質:自己評価や罪悪感、反省に関与する領域です。自責思考の人はこれらの部分が過剰に活動しやすく、過度に自分を責める傾向が見られます。
◎扁桃体と海馬の連携:過去の出来事を想起して何度も反省を繰り返すと、この回路が活性化し「ぐるぐる思考(反芻)」に陥ります。これは古い脳(情動系)と新しい脳(思考系)の負の相互作用とされます。
注意)AI検索により作成(あくまで一般論として、そういう傾向があると考えられると言うこと。間違いもある)
まとめ
【他責思考型】
刺激 → 扁桃体で即反応 → 前頭前野(鈍麻)で抑制できない → 怒り・恐怖の暴走 → (外向き、攻撃を繰り返す) → 他者批判・自己防衛・否認 → 安心感・万能感
【自責思考型】
刺激 → 扁桃体で即反応 → 前頭前野(過活動・過敏)で感情を抑制・反省・分析 → (内向き、反芻を繰り返す) → 行動修正 → 安心感・万能感
⑥【脳の構造】から見る『保守派』と『リベラル派』の違い
英ロンドン大の研究によると、
「リベラル派であるほど《前帯状皮質》の灰白質の容積が大きく、保守派であるほど《右扁桃体》の容積が大きい傾向があることがわかった」
「《前帯状皮質》は複雑性の理解に関連しており、大きい人ほど不確実性や対立への認容性が高く、目新しいものや不確定さを追求する」(→リベラル)
それに対し
「《扁桃体》は恐怖心の処理に関連しており、大きい人ほど、反感や脅すような表情に敏感で、危機的状況・悪いことが起きそうな状況に対して身体が攻撃的に反応する傾向がある」(→保守派)

「保守派」と「リベラル派」の脳構造の違い
www.afpbb.comその【脳の構造】を図で表してみると、下図↓のような傾向があると言える。

「保守派」と「リベラル派」の『脳の構造』の違い(仮設)
①「リベラル派」であるほど《前帯状皮質》の容積が大きく、「保守派」であるほど《右扁桃体》の容積が大きい傾向がある。
②「保守派」は不安・恐怖に敏感で、変化を嫌い、規則・秩序に拘り、異質者・少数者に対して攻撃的・排他的になりやすい。(→他責思考。ピラミッド思考。行動を変えない。暴走。「自分は悪くない。自分の行動は間違っていない。他者が悪い」)
③「リベラル派」は変化を好み、不確実性に寛容で、対立を避け、真実を探求し、公正・協調・共生を目指す。(→自責思考。フラット思考。行動を変える。抑制。「自分が悪かった。自分の行動は間違っていた。自分の行動を改善していこう」)
④このことは、逆に言えば、どこの国・地域でも、いつの時代でも、人間の一定の割合で「保守派」の人と「リベラル派」の人がいて、それは『遺伝的要因』と『環境的要因』で決まる。
それはつまり、「何か問題が生じ【認知的不協和】が拡大したとき、それに対しどう行動・選択するかは『脳の構造』によって決定され、それによって『保守派』と『リベラル派』に分かれる」と言える。
「保守派」は周囲の脅威に敏感で、自分の存在を守ろうとする防衛本能から、集団主義・権威主義・全体主義・排外主義的な行動をとりやすい。縁故主義・友達優遇・地位保身に走り、国の命令(規則ルール)の絶対化・忠誠・秩序・家父長制・差別・厳罰化・軍備増強などを主張し、敵や異質者を攻撃・排除することで仲間意識を高め安心しようとする。→ピラミッド思考・他責思考
一方で「リベラル派」は個人の自立・尊厳・自由・平等・人権を重視し、公正・公平な社会を目指し、協調・対話・理解・共生を重視する→フラット思考・自責思考
また、その脳の構造の違いが、「他責思考」と「自責思考」を分ける原因(『前頭前野』の過敏or鈍麻、攻撃性の内向きor外向き)とも重なって、『政治的スタンスの違い』とも関係してくる。
何か問題が起こったとき⋯、例えば公害や災害や地球温暖化や戦争や犯罪でも、 『権力支配構造』と『自分』を同一化し、「日本(権力・企業)は悪くない。日本には責任がない」と、その権力構造・差別構造を守ろうとするのか?
それとも、『権力支配構造』から自立し、「日本が悪い。日本に責任がある」と、その権力構造・差別構造を批判するのか?
【保守派】 【リベラル派】
権力支配構造 権力支配構造
(依存・服従)⇩(忠誠・忖度) (自立・批判)⬆(反抗・改革)
自分 自分他責・ピラミッド思考 自責・フラット思考
⑦【脳の構造】『理性』と『本能』の関係ー「自立する」とは何か?
【脳の構造】『前頭前野』の働き
脳は「知性・社会性など」を司る『理性』と、「感情・欲望など」を司る『本能』に分かれていて、『本能』から湧き出る「感情・欲望」を『理性』が制御コントロールすることによって、 人は思考・判断・決定し、行動を起こす。

『本能』から湧き出る、「○○が欲しい」「△△をしたい」とか、「人に勝ちたい」「金持ちになりたい」というような《感情・欲望》に対して、『理性』が、「その目的を達成するためにはどうしたら良いか⋯」「今これをしたらどうなるか⋯」など、様々な選択肢の中から客観的・俯瞰的に見て考える。

そこで「今は必要ない」「身体に害をなす」 などと行動を抑制したり、「他者に迷惑をかけた」「失敗した」などと過去の行動を反省し、もう二度とやらないように注意したり、逆に 「こうすれば解決する」「こっちの方が良い」などという意欲・創意・工夫が出てくる。
そして、その『前頭前野(理性・抑制機能)』と『大脳辺縁系(本能・感情·欲望)』のバランスがその人の性格を形作り、それが個性となって表面(行動)に表れてくる。
【自立する】とは何か?
子どもの頃は『大脳辺縁系(本能・感情・欲望)』の比重が大きく、生きていくためには「親に守ってもらいたい。甘えたい。 構ってもらいたい」という【依存心】でいっぱいだったのが、思春期(反抗期)の頃から『前頭前野(理性・抑制機能)』が発達するに連れ、視野を広げ、自分で生き方を判断・選択できるようになり、親の『命令・期待』に対して、自分の『意志・信念』を守ろうとする【自立心】が生まれてくる。

子供のときは本能の領域が大きく、自分中心で考えていたのが、成長するにつれ、徐々に相手の立場になって考えられるようになる。
遊びや勉強など、社会で成長していく中でいろんな興味や疑問を持ち、冒険や試行錯誤、失敗や挫折をくり返しながら、危機や困難にぶつかったとき、「どうしたら解決できるか?どっちを選択するか?」という、いろんな可能性や生き方を“柔軟”に広げることができるようになる。
そうして人は、経験の中で前頭前野(理性・抑制機能)が発達していくことで自立していく。
では、その【自立する】というのは、どういうことか?⋯別に「何でも1人で出来るようになる」ということではない。

「自立とは依存先を増やすこと」
◉自立とは
・依存先を増やす。
・生きる選択肢を増やす。
・困難にぶつかったとき柔軟に対応できるようになる。
・自分を客観的・俯瞰的に見ることができる。反省能力。
・相手(反対)の立場に立って考えることができる。共感能力。
・自分の行動を抑制できる。リスク管理ができる。
しかし、その脳の成長(思考の深さ・柔軟さ)には個人差がある。
何か困難にぶつかったとき⋯、自分の思い通りに行かなかったとき⋯、どのような行動を取るか?⋯そこにその人の個性や才能や成長が表れる。
大人になっても、どんなに良い大学を出ていても、一面的・短絡的・硬直的思考で、善悪二元論・白黒思考・1か100か思考でしか物事を捉えられない、上下関係(支配と服従)でしか人を見ることができなく、規則ルールを絶対化し、それを人に強制しようとする人、相手の立場に立って考えられず、すぐにキレる人、カルト宗教やデマ・陰謀論に簡単に騙される人、常に自分の利益を追い求め、他者には厳しく規律を求めるのに、自分の欲望を抑制できない、自分の責任を認められず、反省できず、平気で嘘をつきまくり、すぐに他者に責任転嫁しようとする人もいる。
その個人差はどこから生まれて来るのか?
【神経伝達物質のバランス】の異常
その「理性」と「本能」の関係(脳神経ネットワーク)を形作っているものは“神経伝達物質”である。


そして、その神経伝達物質のバランスは『遺伝的要因』と『環境的要因』で決まり、その中でもストレスへの耐性を決める要因として、特に幼少期の育った “環境”が大きく影響し、《不適切な養育(虐待)》によって【脳の構造】が大きく変わってくる。


特に、激しい体罰を受け続けると前頭前野が萎縮・損傷し、感情や行動を制御することが困難になる。
人間は『強いストレス』がかかったり、『日常的・慢性的なストレス』がかかり続けると、身体がそれに反応し、神経伝達物質のバランスが変化する。→ストレスがかかると、ドーパミン、ノルアドレナリンが過剰分泌され、セロトニン欠乏が起こる。
その反応は、本来、脳を覚醒させ、集中力・判断力を高め、やる気・意欲・闘争心を向上させる。⋯それは危機に対応するための『防衛本能』であるが、一方で、それが慢性的に続くと「不安・恐怖」を感じる『扁桃体』が活性化され、過敏になる。
そうすると、ちょっとしたことでストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌量が増加し、その濃度が上昇するにつれて、徐々に脳の神経細胞の活動が低下し、海馬や前頭前野が損傷・萎縮し、抑制機能が低下し、欲望・感情(不安・恐怖)の制御ができなくなる。


そのことが、理性的・論理的・合理的な判断ができなくなり、短絡的にすぐにキレたり、非行に走ったり、自殺する原因となる。
よく犯罪を起こした人⋯体罰・虐待・パワハラ・あおり運転・性犯罪・汚職・裏金事件など、「覚えていない。記憶にない」と否認し、嘘をつき、「自分は悪くない。相手が悪い。相手が嘘をついている。誰かが自分を陥れようとしている」と、責任を他者になすりつけ、自分の責任を矮小化ようとする。
それは
1:前頭前野の(認知・抑制)機能低下
2:扁桃体(不安・恐怖)の過敏・暴走・機能異常
3:報酬系(線条体・側坐核)の活性化・暴走・機能異常
4:(短期的な記憶や情報を制御する)海馬の損傷
⋯
などの 脳のネットワーク・バランスの異常が影響していると考えられる。
そのために、自分の行動を客観的・俯瞰的に認識できなく、行動を反省し、欲望を抑制できなくなっていると同時に、都合の悪い記憶を消し去り、都合の良いように書き換える。現実と妄想・願望の区別がつかなくなる。
そこでは、『感情・欲望』が暴走する中で、自分の行動を正当化するために平気で嘘をつく。嘘をつくことに葛藤がなく、嘘と現実の区別がつかなくなり、共感や罪悪感や良心の呵責がなくなる。


そこでは、もはや嘘をついているという自覚がなくなる。→『サイコパス』になる。
【認知的不協和理論】『ネトウヨ』と『リベラル』を分けるもの[Ⅰ]ー「ピラミッド思考」と「フラット思考」の行動の違い
①【認知的不協和理論】とは何か?
【認知的不協和】とは、人が自身の認知(理解・知識・信念・価値観・行動・環境など)とは別の矛盾する認知を抱えた状態、またそのときに覚える不快感やストレスを表す“社会心理学用語”。
アメリカの心理学者レオン・フェスティンガーによって提唱された。

それによると、人は認知的不協和(矛盾)が拡大し不快感や苦痛やストレスが高まると、それを解消しようとする心理的圧力がかかり、矛盾する認知の定義を変更したり、過小評価したり、自身の考えや態度や行動を変更しようとする。
その考え方を【認知的不協和理論】という。

【認知的不協和理論】
人は認知的不協和が生じると、それを解消しようと何らかの行動を起こす。
②【認知的不協和】を解消しようとする行動
フェスティンガーによる認知的不協和の仮説(命題)
1;人は不協和があるとき、その不協和を低減させるために何らかの行動を起こす。
複数(通常は二つ)の要素の間に不協和が存在する場合、一方の要素を変化させることによって不協和な状態を低減または除去することができる。
具体的には“古い認知”か“新しい認知”のいずれかを否定する傾向にあり、
①“新しい認知”を取り入れ、“古い認知”を変える。
②“古い認知”に拘り、“新しい認知”を否定する。
そのどちらかのことが多い。
その場合、比較的「変えやすい」方の認知を変えることで、「絶対に変えられない」認知を正当化しようとする。
そして、
③その自分の選択を正当化するために、都合のいい情報ばかりを集めたり、解釈を変更することで都合の悪い情報を否認し、矮小化することで不協和を解消しようとする。(合理化)

①②矛盾する複数の認知の一方を変更することによって、
不協和を解消しようとする
③その場合、絶対に変更できない認知を正当化するために、
他の認知を変更しようとする傾向が強い
2;不協和を低減させる圧力の強弱は不協和の大きさの関数である。
不協和の度合いが大きいほど、それに比例して低減させようとする圧力は大きくなる。
つまり
・『自分の価値観』と『周りの価値観』との不協和が大きいほど
・『自分の感情』と『周りの感情』との不協和が大きいほど
・『自分の行動』と『他者の行動』との不協和が大きいほど
・『理想の自分』と『現実の自分』との不協和が大きいほど
⋯
心の中の“不安・恐怖・不快感・苦痛・怒り・ストレス⋯”が大きくなり、それを低減しようとする心理的圧力が高まり、冷静になって客観的・論理的な思考ができなくなり、短絡的・衝動的行動をとりやすくなる。
すぐキレたり、嘘をついたり、暴力を振るったり、クレーマーやストーカーになったり、他者を誹謗中傷したり、酒・薬物に手を出したり、また簡単に詐欺やマルチ商法に騙され、陰謀論やカルト宗教に嵌りやすくなったりする。
そうすることで人は無意識の内に認知的不協和を解消しようとしているのである。
自分の行動・慣習 → 認知的不協和 ← 他者の行動・慣習
規則ルールを守る 規則ルールを破る
⬇
怒り・不快感・不安・恐怖・ストレス(認知的不協和が大きいほど、拘りや思い込みが強いほど、他者の行動や信念や慣習を尊重できなく、攻撃的になる)→自分の行動の正当化

「怒り」=「自分の行動を正当化しようとする行動」
③【認知的不協和】の例
ⅰ.タバコの例
認知1;自分はタバコを吸う。(古い認知・行動)
認知2;タバコを吸うと肺ガンになりやすい。(新しい認知・知見)
このとき認知的不協和が生じる。そこで認知的不協和を解消するためには行動(認知1)を変更して、
認知3;禁煙する。(行動の変更)
これで不協和が解消できる。
しかし、喫煙の多くはニコチンに依存する傾向が強いため、結局は「禁煙」できない人も多い。その場合は、認知2に修正を加える必要が生じてくる。
そこで⋯
認知1;自分はタバコを吸う。
認知2;タバコの煙を吸うと肺ガンになりやすい。←否認・矮小化・見えなくする。
認知4; 喫煙者で長寿の人もいる。(認知の追加)
認知5;交通事故で死亡する確率の方が高い。(認知の追加)
「タバコを吸い続ける」という行動(依存症)を正当化するために、認知4・認知5を付け加えることで、認知2を否認・矮小化しようとする。

ⅱ.『酸っぱい葡萄』の例
イソップ童話の『酸っぱい葡萄』という話で、お腹を空かせた狐が高い木になっている葡萄を食べたいのに、届かずに取ることができない⋯
認知1;葡萄が食べたい。(欲望・理想)
認知2;葡萄に届かない。(失敗・現実)

このとき認知的不協和が生じる。
そこで、この不協和を解消するために、狐は『新しい認知』を追加する。
認知3;あの葡萄は酸っぱくておいしくない。(認知の変更)
そう決め付ける(認知を変更する・妄想する)ことで、認知2の葡萄を取れなかったという“動かすことが出来ない事実(失敗)”を正当化し、不協和を解消しようとする。


ⅲ.地震の後に『デマ、噂、流言』が拡散する原因
人は自分の中の不協和が大きいほど、その不協和を解消しようとする心理的圧力が強まり、冷静になって客観的・論理的な思考することができなくなり、感情的・短絡的・衝動的になる。
そうすると『デマ・噂・流言』を信じやすくなる。それはデマを信じることで、認知的不協和を解消しようとするのである。それが地震の後の『デマ・噂・流言』が広まる原因となる。
自分の中の“不安・恐怖”を正当化するために“デマ・噂・流言”を信じ、それを吹聴・拡散することで、『自分の感情』と『周囲の感情』の不協和を解消しようとする。

地震の後の混乱の中で、
認知1;「不安・恐怖・ストレス」の増大。(自分の感情)
認知2;周囲の人々の落ち着き、平穏。(周囲の感情)
その認知的不協和を低減するために、デマを信じ、周囲に不安・恐怖を煽る。
認知3;また大地震が来る。犯罪者がやって来る。外国人が攻めてくる。あれは人工地震だ!(周囲に不安・恐怖を煽る。自分の感情の正当化)
つまり、自分の心の中の不安・恐怖が大きいほど『デマ・噂・流言・陰謀論』を信じ込み、それを拡散し、周囲に不安・恐怖を煽ることで『自分の感情』を正当化しようとするのである。

そこではしばしば感情(不安・恐怖)が暴走し、理性や冷静さが失われ、短絡的・衝動的になり、デマを信じ込み、妄想と現実の区別がつかなくなり、他者を虐殺する。→朝鮮人虐殺
ⅳ.洗脳
①カルト宗教
人は心の中の「不安・恐怖」が大きいほど客観的視点が失われ、『デマ・陰謀論・カルト宗教』に騙されやすくなる。しかし、いずれ認知的不協和(矛盾)が生じる。
認知1;教祖の予言「✕月○日、地球が滅びる。信者だけが救われる」
認知2;教祖を信じ、家・財産を売って、高額な献金をする。
認知3;しかし、予言が外れ、何も起こらなかった。
このとき、もし認知2の献金が少額であれば「騙された」と信者を辞めれば良い。しかし全財産を処分し、行く所がない場合、不協和を解消する手段として“新しい認知4”を追加する。
認知4;教祖の力によって危機を避けることができた。教祖は正しい。神の生まれ変わりである。教義を広めることが人のため、国のためになる。(認知の追加)
つまり、どこにも行く所がなく、教団に残るという行動を正当化するために新しい認知を追加する。
②ブラック企業
そして、同じようなことが『ブラック企業』についても言える。
認知1;きつい、長時間、パワハラ、サービス残業。
認知2;低賃金。
認知3;生活の為に金が必要。経営者に借金がある。他に行く所がない。
このとき認知的不協和が生じる。このとき、例えば賃金が高ければ、不協和は低く我慢ができるのだが、それは到底無理そう⋯。そうすると不協和を解消するために“新しい認知4”を追加する。
認知4;この仕事は人のためになる。将来に役に立つ。やり甲斐がある。(認知の追加、やりがい詐欺、洗脳)
そうして自分の「仕事を続ける。服従する。隷属する」という行動を正当化する。
つまり共通して、カルト宗教もブラック企業も、物理的にも精神的にも《逃げられない状態》の中で、教祖・経営者に《服従・隷属する》ことを選択するようにコントロール(洗脳)されている。
③体罰・虐待・DV
それは『体罰・虐待・DV』でも同じで、親(配偶者・教師・権力者)に『逃げられない状態』の中で、
認知1;親に甘えたい。認められたい。(願望)
認知2;親に怒られる。叩かれる。(現実)
認知3;逃げたいけれど、一人では生きていけない。(現実)
このとき認知的不協和が生じる。
そこで、この不協和を解消するために新しい認知を追加する。
認知4;自分が悪いから殴られているんだ。親は自分を愛しているんだ。(変更)
認知5;体罰のおかけで今の自分がある。(自己正当化)
認知6;子どもは体罰によって思いやる心が生まれる。(認知の歪み)
認知7;自分は相手のためを思ってやっている。(認知の歪み)
認知8;批判者は日本人ではない。日本を壊そうとしている。(合理化・認知の歪み)


それはもはや『依存症』。
自分の行動(体罰・虐待・パワハラ・セクハラ)を正当化するために都合の良い情報ばかり集め、認知を歪め、認知的不協和を解消し、「快感・安心感・優越感・全能感」を得ようとしているのである。
④【認知的不協和理論】「保守派」と「リベラル派」の行動の違い
人は自分の行動を正当化したい生き物。自分の行動を正当化するために他の認知を変更する。

例えば、カルト宗教やブラック企業で、《逃げられない・他に選択肢がない状態》の中で教祖・経営者に服従している内に「教祖・経営者は素晴らしい人間。神の生まれ変わり。救世主」と信じ込むと同時に、批判者に対して「自分達を陥れようとしている。悪魔に操られている」というような被害妄想・猜疑心・憎悪が湧いてくる。
そこでは「自分の行動(服従)を正当化したい」という認知バイアスが働いている。そして、実は、それが「保守派」と「リベラル派」の対立へと繋がってくる。
『学校教育』における「保守派」と「リベラル派」
例えば、往々にして小さい時から良い大学に入るために必死に頑張ってきたエリートは、受験競争や学歴社会を正当化しようとする。また同じように、オリンピックや甲子園などを目指して必死に取り組んできた人ほど、体罰やシゴキを正当化しようとする。
(例えば、「それがあったから今の自分がいる。困難に負けずに生きて行けている」というように)
それは、『ピラミッド型管理競争社会』の逃げられない環境の中で「競争に勝ちたい。他者の上に立ちたい。権力者に認めてもらいたい」と必死に競争している内に、いつの間にかその自分の行動を正当化しようとする心理的圧力が働き、そのピラミッド型権力支配構造を守ろうとするのである。

そこでは「権力者(指導者、経営者)は優れた人間。尊敬できる人間」と思い込む同時に、その自分の行動(競争・忠誠・服従)に異議を呈し、そのピラミッド型構造を改革し、破壊しようとする人に対して激しく攻撃する。
例えば、「1番でなくても良い。失敗しても良い。レールから外れても良い。個性が大事。差別・格差は良くない」という主張に対して、まるで自分の行動が否定されたかのように感じ、激しく反発する。
それと同じように学校教育の『校則、競争、管理、強制、体罰、差別、家父長制、経済成長、軍国主義⋯』の中で育ってきた人が、そのピラミッド型構造を肯定し、その制度を守ろうとすると同時に、それに疑問を呈し、その制度を変えていこうとする、「ゆとり、個性、自主性、男女平等、夫婦別姓、ジェンダーフリー、性教育、体罰禁止、環境保護、反原発、平和主義など」を主張する人達に対して激しく攻撃・誹謗中傷する。
そこでは反対者に対して「日本を貶めようとしている。外国に操られている。日本人ではない。⋯」など、自分の行動を正当化するために認知を変更する。(合理化)
それは、それらを認めることは今までの自分の行動を否定することになるから。
しかし今までの自分の行動・生き方のままでは、いずれ立ち行かなくなる。
1つの価値観・行動に拘り、「自分の行動は間違っていない。この道しかない」と走り続け、反対者を次々と排除しているうちに、いつの間にか周りが見えなくなり、『依存の悪循環(負のスパイラル)』に陥り、いずれ破綻してしまう。
それは例えば、金儲け競争(拝金主義)・経済成長第一主義・売上至上主義で大量生産大量廃棄・都市開発・軍備拡張ばかり追い続けているうちに、環境破壊(公害、自然破壊、地球温暖化、人口減少、貧富の格差、財政赤字、資源食料の枯渇など)が加速し、人間が住めなくなったら意味がない。
そこでは「自分は間違っていた。このままでは破綻する」と失敗や誤りを認め、新しい考えを取り入れて、自分の行動を変化させなければならない。それは個人でも組織でも国家でも同じ。
いつまでも「自分は間違わない。全部他者が悪い」「批判者は外国人に違いない。日本を貶めようとしている」「地球温暖化は嘘だ。全部中国の陰謀」などと言っていたら、その個人・国家・組織・政党・企業はいずれ腐敗し、破滅する。
そこで認知的不協和が発生する。
今迄の行動(競争主義)→【認知的不協和】←否定する行動(平等主義)
経済成長第一主義 持続可能社会
⬇(拡大)
行動を変えない・排除① ⬅《選択肢》➡ ②行動を変える・反省
「自分は間違っていない」 「自分は間違っていた」
ピラミッド型社会 フラット型社会
そこで、①「自分は間違っていない」と今までのやり方に拘る人と、②「自分は間違っていた」と反省し、行動を変えていこうとする人に分かれる。
今までの①『ピラミッド型権力支配構造(既得権益)』を守り、経済成長第一主義を掲げる保守派と、反対意見を取り入れ②『ピラミッド型権力支配構造』を変革し、脱成長主義社会(持続可能社会、フラット型社会)を目指そうとするリベラル派に分かれていく。


そして、その『保守派』と『リベラル派』に分かれる個人差は、どこから生まれるのか?
例えば、関東大震災の後の混乱の中で「朝鮮人が暴動を起こした。井戸に毒を入れている」などというデマを信じ込み亀戸警察署のように進んで朝鮮人らを捕まえて虐殺して回るのか?⋯それとも鶴見警察署長のようにデマを信じず身を呈して匿い守るのか?
また杉原千畝のように押し寄せるユダヤ難民の人達に対してピザを発給するのか?⋯それとも国家の命令を盾に難民達を追い返すのか?(あるいは、その人を「正義の人、英雄」と讃えるのか?⋯それとも、「国家を貶めようとする国賊。売国奴」と罵るのか?)
水俣病が発生したときのように、企業側に立って「企業には責任はない。排水が原因ではない」と主張するのか?患者側に立って企業の責任を追及するのか?⋯そこには個人差が生まれる。
つまり自分が行動するにおいて、「何を最も重視するのか?⋯最も“動かせない信念”は何か?」ということ。国の命令(規則ルール)を絶対に守るのか?⋯それとも、それよりも重要なものがあると考えるのか?⋯強者側に立って権力者を守ろうとするのか?それとも弱者側に立って、権力者の責任を追及するのか?
例えば、五輪万博について「素晴らしい。感動した」と思うのか、「くだらない。時代遅れの遺物」と思うのか?また、戦争について、「他国に悪いことをした。迷惑をかけた。反省すべき」と考えるのか、「日本は悪くない。外国が悪い。反省する必要はない」と考えるのか?
同じように、特攻を「犬死に」と考えるのか?⋯それとも、「国のために戦った英雄」と考えるのか?
そこには自分の行動(信念)を正当化しようとする心理的圧力が働いている。→自分の行動を正当化するために認知を変更する。
そして、その自分の行動を支配する“動かせない信念”はどこから生まれてくるのか?
さまざまなデマや陰謀論やカルト宗教やプロパガンダに簡単に騙される人と、騙されない人の違いはどこにあるのか?⋯常に強者側に立って弱者を攻撃しようとする人と、常に弱者側に立って、権力の責任を追及する人の違いはどこから生まれてくるのか?